中2 美術2008年04月30日 11:53
4月末、中学2年生の美術の授業で、千鳥ヶ淵の風景を描きに行きました。
八重桜と菜の花が満開で、生徒たちは思い思いの場所で、熱心にスケッチに取り組んでいました。
この作品は9月の文化祭にて発表いたします。
4月末、中学2年生の美術の授業で、千鳥ヶ淵の風景を描きに行きました。
八重桜と菜の花が満開で、生徒たちは思い思いの場所で、熱心にスケッチに取り組んでいました。
この作品は9月の文化祭にて発表いたします。
高校2年生は5月中旬に行われる修学旅行の事前学習として、旅行先の九州地方(鹿児島~長崎)の歴史や風土を調べ、それをお互いに発表する活動をしております。発表にはパワーポイントを使用しました。プリントアウトしたものが巨大な九州地図とともに廊下に貼り出されておりましたので、その一部をここで紹介いたします。
6月4日(水)、15大学においでいただき、高3対象の模擬講義を行いました。
○大学名および講座名
東京外語大学 :「韓国語の初歩の初歩」
早稲田大学 :「演劇の翻訳を通してみる英米文化」
女子美術大学 :「絵画と遠近法」
青山学院大学 :「見える世界、きこえる世界の心理学」
筑波大学 :「社会科教育に関する講義(詳細確認中)」
早稲田大学 :「法・法律・法学~対話から学ぶ学問としての法学~」
千葉大学 :「マーケティング入門」
国際基督教大学:「アメリカ人の愛国心とその社会的背景」
上智大学 :「メディアの理解~情報社会をよりよく生きるために~」
東京理科大学 :「原子を見る」
東京農工大学 :「遺伝子組換え食品の現状」
埼玉大学 :「大学で学ぶ機械工学」
東邦大学 :「薬学に関する講義」
首都大学東京 :「日常生活と健康」
日本女子大学 :「おいしさとは」
以下に生徒の感想文を記載いたします。
11月15日(土)放課後12:30より、本校会議室において、東京工業大学世界文明センター主催の
サイエンスキャラバン講演会が行われました。
この講演会は高校生を対象に、各分野において第一線でご活躍されている先生方をお招きし、科学技術が人類の未来に対して重要な役割を担っていることや数学の魅力などを語りかけていただき、科学に対する認識を深め、進路選択の手がかりとしてもらおうという試みで、2007年から全国の学校をまわっています。今回本校では「ユリイカの会(※)」が中心となり、生徒にぜひこの講演を聞いて欲しいと思い、おいでいただきました。
講演内容は2本立てで、1部では、テレビや雑誌でも著名なサイエンスナビゲーター・桜井進先生による、「ジョン・ネイピア対数誕生物語」と題して、ネイピアが「対数」の発見に至るまでの背景や過程を通じて、数学を発展させることがいかに人類にとって重要なことであったかを映像機材を使い、わかりやすく、そして熱く熱く語っていただきました。
2部では、こちらも著名な社会学者にして、世界文明センター副センター長でもある橋爪大三郎先生による、「地球を救え」と題して、人類が排出してきた二酸化炭素に焦点を当て、現在世界中で取り組んでいる活動や人類の未来について今我々がすべきことは何かを語っていただきました。
講演後には質問の時間を設けていただき、生徒から多くの質問が出されました。生徒の数学・科学・環境に対する意識が確実に高まったと実感いたしました。
お二方にはどのような質問にも丁寧にわかりやすくお答えいただきました。先生方の熱意に触れ、生徒の目が輝きに満ちていることに驚きました。講演後も興奮冷めやらぬ様子でした。
きっと彼女たちの人生にとって大きく影響を及ぼした一日となることでしょう。
橋爪先生、桜井先生、本当にありがとうございました。
※ユリイカの会とは・・・
ユリイカの名称は、アルキメデスが浮力の原理を発見した際に発した「エウレカ!(わかった!)」というギリシア語に由来しています。この会は、意欲ある生徒達(自由参加)に様々な文化的活動の機会を提供し、共に体験し学ぶ中で、皆が自主的に豊かな教養を身につけることを目的に設立されました。
2008年の活動は、
7月 美術館見学『対決-巨匠たちの日本美術』(東京国立博物館平成館)
9月 学校周辺歴史散策
10月 神保町界隈文学散歩
11月 サイエンスキャラバン2008 講演会
(東京工業大学世界文明センター主催 橋爪大三郎氏・桜井進氏講演)
を行いました。来年以降も様々な楽しい企画を立ててまいります。どうぞご期待下さい。
2月17日(火)昼休みに、高校2年生の音楽選択者による発表会が音楽室で行われました。
曲目は、合奏「惑星」、合唱「手紙」「虹」。「手紙」は、13日の中学生の合唱コンクールで、音楽部も歌ったものです。元気な中学生とは違って、歌詞を味わい深く、しっとりと歌い上げたのが印象的でした。
先週末、高校2年生の家庭総合選択者による、「ゆかた」の着付けが行われました。
生地から帯まで、自分たちで選んだ柄で、一針一針縫いすすめました。当日は自分たちで着付けもしあい、帯もかわいらしく結びました。同じ帯でも、結び方や、柄の見せ方によって、また浴衣との合わせ方によって、いろいろな表情が出るものですね。共布を一部利用してリバーシブルの巾着も合わせて作りました。花火大会が待ち遠しいです。
中学2年生は体育の授業時間に「創作ダンス発表会」を行いました。
数名のグループを組み、テーマを決め、そのテーマに沿った曲を選び、表現方法を考え、ダンスをつくり上げます。
グループによっては、バレエ経験者やダンス・体操・バトン部など、表現系の部活に入っている生徒も多いところもありましたが、どのグループも多彩なテーマのもと、様々な工夫をして物語や情景を表現していました。アクロバティックなものからしっとりとしたものまで、見る者を引き込ませるようなダンスばかりで、とても充実した発表会でした。また、普段教室では見られない生徒の姿もほほえましく思えました。
中学2年生は、9月より道徳の一環として、茶道を学習してきました。
そして3学期の最後の授業では、担任の先生や教頭先生を招いてお茶会を開きます。
週一回の授業で作法を身につけ、立派にもてなしてくれる姿に教員は驚きを隠せません。
生徒の努力に加えて教えに来てくださる茶道の先生のおかげです。
ちょうど4月、中学3年生になってすぐ京都・奈良へ修学旅行へ参ります。そこではお参りしたお寺でお茶をいただく機会もあります。この様子なら自信を持って臨むことができそうです。
「結構なお服加減でございました。」
3月9日(月)から11日までの3日間、財団法人「東京救急協会」の方々においでいただき、救命講習を高校1年生を対象に行いました。
講義の内容は、救急措置についての講義の後に、人工呼吸・心臓マッサージの方法や、最近様々なところに配備されているAEDの使用方法を教えていただきました。実際に模型を使って練習もさせていただきました。
生徒は初めての体験に落ち着かないところもありましたが、命に関わる大事なお話の中では真剣に耳を傾けておりました。
もし自分が命に関わる瞬間に立ちあった時に、どう行動するのか。この講習で学んだことを最大限に生かせるようになってもらいたいと思います。
東京救急協会の皆様、ありがとうございました。
7月7日(火)11時から13時まで、約2時間の「エコボートに乗ろう!」ツアーを実施しました。
参加生徒は高2から5名、高1から2名、さらに3名の引率教員を含め、計10名でボートを借り切ってのツアーとなりました。
このツアーは「NPO法人 あそんで学ぶ環境と科学倶楽部」の企画によるもので、環境イベントで参加者に楽しく自然体験をしてもらい、そこから環境保全の大切さを学んでもらおうという意図の活動です。排ガスを出さないエコボートは、電力で動くためにおいもない上ほとんど音がせず、船長の平山さんから受ける各地の説明を、じっくりと聞くことができました。
今回は「都心の水辺でエコツアー 神田川・日本橋川コース」に参加し、江戸時代から続く都市開発の仕組み、人々と河川の関わり方、私たちの生活に関わる河川の役割などを楽しく学びました。
コースは、水道橋を基点に高速道路を真上に見つつ、神田川を一ツ橋→旧常磐橋→神田橋→日本橋→湊橋と進み、いったん隅田川に出て、清洲橋→両国橋をくぐり再び神田川を浅草橋→秋葉原→万世橋→昌平橋→お茶の水→聖橋と上るかたちで戻ってきました。
江戸東京はかつて水の都でした。江戸時代から残る武家屋敷の石積、御影石で作られた日本橋。下から見上げる欄干の麒麟や獅子の気高さ。それらを水辺から見上げる美しさにとどまらず、東京オリンピック以後、急速に運河から道路へと変貌した河川の様子を直接見て学ぶことにもなりました。
定期的に川の清掃船がゴミを収拾していること、微生物による浄化の取り組み、文京区と千代田区の一般家庭から回収された不燃ごみが、ゴミ収集車で回収された後、船で羽田沖の最終処分場へ運ばれることなどの事実は、知っているようで知らない東京の一面を見た気がしました。さらに地下鉄トンネルからの湧き水を、川の水質浄化と水量確保のため川に戻しているということの驚きもありました。
東京を川から眺めるという一風替わった取り組みは、想像以上に意義深い発見のある探索となりました。
次回は先生方も是非どうぞ、ご参加お待ちしております。
生徒たちの感想
「毎日東京に行ってるのに見たことのないような景色ばかりで驚きました。」
「学校で申し込みをしてあのような川の旅ができたのはいい企画だなと思いました。」
「江戸時代の名残があんなとこにあったのが衝撃でした!ぜひぜひまたこのような楽しい企画をお願いします!すっかりファンになりました!本当に気持ちよかったです!」
「橋の上は車や人で一杯なのに、川は私たちのボートしかないというのもなんだか気分が良かったです。古い橋と新しい橋を見比べたり、昔からの石垣を見たりと普段できないことができたので楽しかったです。」
「地下鉄の浸水を防ぐために水を流しているのには驚きました。たぶん一生覚えてるだろうなという思いが頭をよぎりました。」
7月20日(月)東京薬科大学にて、ノーベル化学賞受賞「緑色蛍光タンパク質」の応用実験に参加してまいりました。参加生徒は高2から7名と少なかったのですが、朝から7時間近くのほぼ一日をかけ、充実した一日を過ごすことができました。
東京薬科大学の田中弘文教授の全面協力のもと、大学院生4名が助手として補助についてくださり、
①GFP(緑色蛍光タンパク質)を線虫に食べさせる
②二色の蛍光タンパク質(アクチン、チューブリン)を発現させた培養動物細胞のタイムラプス観察
③大腸菌に発現した組換えGFP(緑色蛍光タンパク質)の精製
④ヒト毛髪からのDNA鑑定
の4種類の実験を行いました。
実験内容紹介とスケジュール確認の後、線虫を捕まえてGFP発現大腸菌のいるシャーレに載せるだけで早くも1時間が経過。準備だけで2時間近くを費やし、夜までに実験が終わらないかもしれないと、不安を抱えつつもコツコツとスケジュールをこなしました。
GFP摂食の線虫は骨格を非常に美しく見ることができ、「まるで花火のようだ」と感動を呼びました。
二色の蛍光タンパク質が別々の細胞を染めた様子は細胞破砕の様子なども観察でき、興味深いものでした。
大変だったのは大腸菌のGFP精製です。発現大腸菌の培養液を遠心分離機で少しずつ濃縮し、上澄みを除いては緩衝液で洗浄し、また遠心分離しては上澄みを捨てるという操作を繰り返し、途中でぐったりする生徒もいました。
DNA鑑定はわれわれのもののほか、教授のものと教授のお嬢さんのものも一緒に鑑定にかけ、全員のパターンの違いだけでなく、教授と娘のパターンが似ていることも確認でき、楽しい実験となりました。
予定を約1時間越えてしまいましたが、なかなかできない実験に参加し、深く興味を刺激された一日となりました。
10月14日(水)、今年度第1回目の大学模擬講義が、のべ19学部学科から専門講師の先生方をお招きして行われました。実際に専門的な研究に触れることにより学問への興味・関心を深めて高校生活の目標につなげ、さまざまな問題へと目を向けることで、よりよい進路選択をしてもらおうという試みです。
今年度より、高校一年・二年生が合同で受講する形式で開催致しました。より幅広い学部にわたり、黒板だけでなく映像や音響も利用しつつ「なぜ」の発見につながる興味深い講義が展開されました。
内容の一部を次にご紹介いたします。
【哲学と文学と自然科学はどう違うか】【企業の意義と会計の役割】【同人誌と著作権】
【SFに見られる身体とポストヒューマニティ】【おいしさを科学する】
【遺伝子のコピーをつくる】【音と言葉のわざと仕事】【ドキドキする体育授業をつくる】
【なぜ人はがんになるのか】【微生物資源からの薬づくり】
受講した生徒の意見も、有意義であったという意見が多くありました。代表的なものを以下にあげますが、今後もこのような企画を続けてゆきたいと思っています。
「見方を変えて文学の作品を読むことがいかに重要かを知りました。これからも自ら進んで興味のある作品を読んでいきたいです。」
「それぞれの様々な考え方をもっとたくさん聞いてみたかった。」
「この分野の学問を学びたいという思いがより一層強くなりました。」
「時代に合わせて自分で学んでいくのも大切だと思いました。」
「専門的な知識を大学で学ぶなら、その知識を生かすことができる職業に就きたいと思いました。」
「自分の興味があることを深く学ぶことは、多少難しくても、楽しいんだろうなと、講師の方を見て思いました。」
「社会全体の動きはもちろんだが、身近な意外なところにも経済の仕組みが働いていることがわかった。大学では大きな意味での経済のみならず、そういった身近なことから考えてみたい。」
「経済には興味を持っていましたが、経営についてはほぼ関心がなかったので、今回はためになりました。志望学科はやはり文学部か経済学部にしようと思います。志望大学も少し明確になりました。」
「とても感じたのは高校の授業との違いです。高校では教えられることが主ですが、大学では自分で考えることが重要です。自分で考えるには、やはり知識や教養がなくてはならないので、ちゃんと高校で勉強しようと思いました。」
11月18日(水)、今年度第2回目となる大学模擬講義が、のべ22学部学科から専門講師の先生方をお招きして行われました。前回と同様、専門的な研究に触れることにより深く学問への興味・関心を持ち、高校生活の目標につなげてゆくための試みです。今回もさまざまな問題へと目を向けることができるよう高校一年・二年生が合同で受講し、多くはプロジェクターを駆使した映像や音響を利用した興味深い22テーマの講義が開講されました。
内容の一部を次にご紹介いたします。
【小説を通してみるアメリカ】 【縄文時代の装身具と実験考古学】 【心臓を知る:心臓を護る薬を創る】
【子どもの主体性を活かした一斉活動~“六角返し”制作をとおして~】 【栄養の科学】
【コンピューターで蟻の行動を考えてみると―】 【光の不思議な性質~虹からホログラフィーまで】
【アメリカの高校生活:コミュニケーションエコロジー調査から】 【制御工学とは何か】
【建築家がおこなう建築デザインとは】 【年金問題、株価の下落・・・~経済学の視点から】
【民主主義社会における「参加」とは何か?】 【見つめよう、描こう(美術・デザイン分野)】
受講した生徒の意見をいくつか以下にあげます。今後もさらにこのような企画が充実するよう、創意工夫を続けてゆきたいと思っています。
「一つの作品から、その時代背景などまで深く読み込んでいくというのが印象的でした。今日の講義では人種差別や女性の立場についてスポットを当てて読み、とても興味深いものでした。」
「需要曲線を直線であらわす教科書があるが、本当は曲線だということがわかり印象的だった。」
「今回の講義で心理学について初めてふれましたが、興味深くて、少ない時間でしたがとても楽しかったです。これからテレビや文章などを鵜呑みにせず、今回の講義のように考えて見るようにしたいです。」
「いろいろな分野の学問が合わさっていて、どの勉強も大切なんだなと思いました。いろいろなことを学んで将来に活かしたいです。」
「作業療法というものはとても必要なものだと思った。私は将来このような直接必要とされる学問・職業に進みたいと感じた。また模擬講義を聞いて、自分の進みたい学問は医療関係ではなく他のものだと気づくことができた。」
「普段の授業とは違う感じがして新鮮でした。中でも国際の問題を具体的に、シビアに教えてくださったのが印象的でした。」
「ボランティア活動はしたことがあるけれど、初めて本当の保育に少し触れられた気がしました。子どもにもそれぞれ個性があり、その子の特性に合わせた指導方法と全体に向かっての指導方法の二つを学びたいと思いました。」
「今回は本来志望している社会学ではなく、法学を受講しました。同系統の別学科を見ることにより、自分の視野を広げることができた気がしました。将来のためにも、様々な学科を体験することが大切だと思いました。」
「今までに聞いたことのない話を聞かせて頂き良かったです。私たちの生活は何事も物理で成り立っているので、これからはたくさんのことに興味をもってみたいと思いました。」
「化学の公用語は英語と聞きました。理系講義なのに何回も英語が大切とおっしゃっていたので、今、私の中で微妙な英語を頑張っていきたいと思いました。」
また、講義をしてくださった大学の先生方からも、次のような感想をいただきましたので、ご紹介いたします。
「校舎も美しく、生徒も礼儀正しく、言うことない。」
「興味をもって聞いてくれている学生が目立ちました。とても良かった。」
「たいへん真面目で、大学での授業に対する関心も高いという印象を受けました。」
「生徒さんがとても規律正しく、驚かされました。」
「非常に熱心に講義を聞いて頂きました。大学より、ずっと熱心です。」
「大学生に、こちらの生徒さんのことを話したくなるほど、しっかりされていました。」
「非常に熱心で、よく話を聞き、意欲を感じさせられました。また、品のよさも感じました。」
11月28日(土)に、進路指導の一環としての初の試み、「保護者ネットワーク(※)講演会」を、高校一年生の生徒を対象に開催いたしました。保護者の方などから講師を募り、今回は8名の方にご講演いただきました。下記に講演内容をご紹介します。
・夢をかなえる戦略
・知的財産と、財産を護る職業
・貿易業務と留学とキャリアについて
・広告会社の仕事とは
・理工系女子が働くということ
・天職に出会う方法
・教育・診療・研究―保健医療、福祉職に求められる視点
・社会の期待に応えるために
※「保護者ネットワーク」とは・・・保護者を中心として構成され、本校の進路指導の一環として、主に講演をお願いしております。
いずれも大学模擬講義とは違った方面からの内容で、実際に就いている職業現場での話がリアルさをもった「体験」として紹介されていました。それぞれの講師の方の人生の「プロジェクトX」であり、仕事での苦労話以外にも子育てや家庭との両立など、父母ならではの思いも垣間見えました。
進路指導部からは仕事の一端を紹介していただくつもりで依頼したのですが、当日用に資料を作成し直して下さったり、前日に入念なリハーサルを行って下さったりと、結果的に大変な手間をかけていただくことになりました。誠にありがとうございました。生徒が将来を模索するための企画でありましたが、今後長らく人生の意味を考える上で、大きく影響してゆくであろう、充実した内容でありました。
受講した生徒の意見をいくつか以下にご紹介します。
「知らないことがたくさんあって、すごく新鮮でした。やはり現場に勤めている方の話はリアリティがあって飽きなかったです。」
「夢は自分のためではなく、世の中のため人のためにかなえるものだということを忘れてはいけないと思いました。自分の個性を活かして自分にしかできない仕事をできるようになりたいです。」
「具体的に自らの仕事での経験をもとに話をしてくださいましたが、これからの勉強にも通じると思いました。夢に向かって一直線というだけではなく、これからの高校生活や大学でいろいろな寄り道をしてみようと思いました。」
「私は将来どういう職業に就きたいのかを考えていました。しかし大事なのはどのような形で社会に貢献するのかを考えることだと聞いて、一から考え直してみようと思いました。」
「私は初めて法に関することについてお話を聞きましたが、とても興味深い内容でした。最後のスティーブ・ジョブズのスピーチがとても印象に残りました。」
「今まで西洋医学のことだけを考えて、それだけを調べていましたが、東洋医学は未病のうちに治すと聞いて、すごく興味がわきました。」
「理工学部を卒業し、研究をたくさんしていても、性別で差別されるようなことがなく、普通の企業に入れるとわかって、不安が少しなくなった。研究が役に立つ会社に入り自分の力を発揮したいと思った。」
「自分が天職に出会えるかどうかはわかりませんが、自分が好きなことができ、やりがいのある仕事に就きたいと思いました。好きなことをしている人は輝いているなあ、と思いました。」
「やはり、この職業に就きたいからこの学部でこの勉強がしたい、というやり方は間違っているのかな、と思いました。一から深くじっくり考え直してみたいと思います。本当に講義を聞けて良かったです。」
「少しだけ今回の保健の期末考査の範囲だったので、ためになった。」
「保健医療は絶対に自己満足ではいけない、ということを初めて意識させられました。相手のことを第一に考え、家族の不安を解消するところまでが医療の大切な仕事なんだと改めて思いました。」
「先生の話が大変面白くて、ひきこまれる内容でした。今まで外国製品の輸入会社について話を聞く機会がなかったので、とても興味を持てました。また一人旅や留学の話も、すごく参考になりました。」
「実際に仕事をしている人の生の声を聞いて、将来を真剣に考えるべきだと改めて感じました。リアリティがあって、すっごく身にしみました。」
「ピンチはチャンスという言葉が一番心に残りました。今、部活などでピンチだらけだったのでとても心が救われました。女性に不利でない仕事を探すのも楽しそうだなと思いました。」
「広告会社は自分が思っていたよりも多くの仕事があり、びっくりしました。保護者の方という身近な人たちから話を聞くことで、理解しやすかったし、考えも深まりました。」
11月28日(土)13時から17時まで、赤塚教諭による解説講義を行った後、「古代ローマ帝国の遺産」展に行ってまいりました。
参加生徒は17名と、多くはなかったのですが充実した企画となりました。
「日本におけるイタリア2009」の中心企画であり、国立西洋美術館の50周年記念事業でもある展覧会でもあるこの企画は、人類史上、比類のない長さと大きさを誇った古代ローマ帝国の遺産を紹介しています。
二千年ほど前に、カエサルとアウグストゥスという対照的な二人によって建設された帝国は、その後三百年にも及ぶ繁栄を誇ります。史上最強の帝国といわれるローマ帝国がいかに出現し、皇帝の権力はいかに継承されていったのか。
ローマ帝国の誕生をはじめとして、帝国全土に平和をもたらしたすぐれた統治システムの内容と、豪華な宝飾品や生活用品、農機具などの展示によって「最も幸福で繁栄した時代」を明らかにするものでした。
あわせて、南イタリアのウェスウィウス(ヴェズヴィオ)火山の噴火によって一瞬のうちに埋没してしまったポンペイの出土品からも当時の生活を考察するという興味深い展示が企画されていました。
共和政の伝統を持つローマで、初代皇帝となったアウグストゥスが、どのような大衆操作を行っていた
のか。たとえば紀元前5世紀ギリシアのクラシック様式で自分の像を作らせ、ヘレニズム風の君主としてのイメージを払拭するなど、彫像やコインに刻まれたアウグストゥスの政治を知ることができました。
また、水道管の規格を揃えられ全ての市民が恩恵に浴していた様子など、合理的で享楽的なローマの生活の一面をかいま見ることもできました。
ル=コルビジェ設計の建物に見入る者、中庭のロダンの作品を味わう者、さらには常設展まで見て閉館時間まで粘った者など、いろいろな楽しみ方ができた半日でした。