大妻国際理解特別講座 発表会2011年12月16日 10:00
去る12月14日(水)「大妻国際理解特別講座」の発表会が行われました。
この「国際理解特別講座」は、ハーヴァード大学や東京大学で教鞭を執られ、国際機関で活躍されている藤江五郎先生をお招きして、4月から8回にわたり開かれたものです。現代の国際情勢に興味を持つ高校生を中心に、一部中学3年生の参加も加え、勉強会を続けてまいりました。その時々にトピックとなる国際問題を解説していただく中で、物事の多面的な見方、特に経済的側面やデータを無視しては、真の理解は難しいということを学びました。また、通常の授業で学ぶ様々な事がらが、実社会でどのような意味をもつのか、字面だけの理解ではなく、ともに同時代を生きる人々の現実の問題として、その意味が立ち上がってくるような感を覚えました。
最終回の発表会では、3つのグループが、各自の興味のあるテーマについて調べ発表しました。
●高2グループ:「TPP交渉で日本の主張するべき点」
●高1グループ:「米中の経済関係」
●中3グループ:「アメリカのデモ行進について」
短い準備期間ではありましたが、先生のご指導・アドバイスを受けながら、講座で身につけた視点を生かして、自分たちの意見をまとめました。パワーポイントやプリントの工夫にも目を見張るものがあり、会場からも質疑が出されるなど、盛況な結果に終わりました。自分の興味に従い、自主的に調べ、探求していく楽しさ、調べたことや考えたことを、自分の言葉で再構成し、わかりやすく人に伝える喜びなどを学ぶことができました。小さな発表会でしたが、生徒たちにとっては大きな一歩となったと思います。
ご協力・ご来場いただきました皆様、どうもありがとうございました。
そして、何よりも、お忙しい時間を割いて親身になってご指導いただきました藤江先生に深く感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。
※右上の方が藤江先生です。写真は発表の様子です。






事前に授業で美術展の概要を学び、当日は森美術館スタッフによるギャラリートークを受けました。この展覧会は1960年代に日本の建築家たちが、人口増加を想定し新しい思想をもって「日本の未来の都市像」を構想したものです。戦後の復興の時期のものですが、今年は東日本大震災もあり日本の都市の復興・再生とも重なる内容でした。
1学期には3~4人のグループでスキットを発表したり、1人で自分の夢についてスピーチをしたりしました。2学期前半はペアワークで、教科書で学んだ動名詞や接続詞を使った様々な表現に挑戦しています。生徒達の柔軟な発想や意外な表現力に驚き、感動する日々です。学習した文法事項を、実際に使って意思疎通ができる喜びや達成感をたくさん味わい、今後の学習の糧にしてほしいと願っています。


「読む・聞く・書く・話す」の4技能をバランスよく鍛えることを目標に、今年は特にオリジナルの文を書いたり話したりする機会をたくさん設けたいと思っています。進級してクラス替えをしたこともあり、最初の6回の授業では教科書の内容と並行して、一人ひとり自己紹介のスピーチをしてもらいました。昨年習った表現をうまく使ったオリジナリティあふれる自己紹介を、クラス全員で共有することができました。文法は未来形が終わり、「There is/are」に入りました。これから不定詞、比較級、受動態などさらに難しくなっていきますが、文法だけでなく教科書の内容の背景知識などにも深く触れることで、国際人としての感覚や意識も身につけてほしいと思い、期待しています。
また、ELF(English as a Lingua Franca)についての研究にも言及されました。私たちが目指す英語は、ネイティブ英語なのか、それとも母語なまりの非ネイティブ英語なのかについては、参加生徒の間でも意見は分かれましたが、コミュニケーションの手段としては、発音がネイティブ並でなくとも相手に内容が伝わればそれで十分だという、共通語としての英語の研究があることをお話くださいました。何よりも意味のある内容を伝えることが肝心であることを伺い、ほっとした生徒も少なくなかったと思います。それに加え、日本人が英語を話すうえで、注意しなければならない点、強弱のリズムをつける、カタカナ読みしないなどにも触れられ、とても勉強になりました。
