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高1・高2 大学模擬講義②

高1・高2 大学模擬講義②2009年11月26日 18:36

子どもの主体性を活かした一斉活動~“六角返し”制作をとおして~ 11月18日(水)、今年度第2回目となる大学模擬講義が、のべ22学部学科から専門講師の先生方をお招きして行われました。前回と同様、専門的な研究に触れることにより深く学問への興味・関心を持ち、高校生活の目標につなげてゆくための試みです。今回もさまざまな問題へと目を向けることができるよう高校一年・二年生が合同で受講し、多くはプロジェクターを駆使した映像や音響を利用した興味深い22テーマの講義が開講されました。
内容の一部を次にご紹介いたします。

【小説を通してみるアメリカ】 【縄文時代の装身具と実験考古学】 【心臓を知る:心臓を護る薬を創る】
【子どもの主体性を活かした一斉活動~“六角返し”制作をとおして~】 【栄養の科学】
【コンピューターで蟻の行動を考えてみると―】 【光の不思議な性質~虹からホログラフィーまで】
【アメリカの高校生活:コミュニケーションエコロジー調査から】 【制御工学とは何か】
【建築家がおこなう建築デザインとは】 【年金問題、株価の下落・・・~経済学の視点から】
【民主主義社会における「参加」とは何か?】 【見つめよう、描こう(美術・デザイン分野)】
 
見つめよう、描こう(美術・デザイン分野) 受講した生徒の意見をいくつか以下にあげます。今後もさらにこのような企画が充実するよう、創意工夫を続けてゆきたいと思っています。
 
「一つの作品から、その時代背景などまで深く読み込んでいくというのが印象的でした。今日の講義では人種差別や女性の立場についてスポットを当てて読み、とても興味深いものでした。」
「需要曲線を直線であらわす教科書があるが、本当は曲線だということがわかり印象的だった。」
「今回の講義で心理学について初めてふれましたが、興味深くて、少ない時間でしたがとても楽しかったです。これからテレビや文章などを鵜呑みにせず、今回の講義のように考えて見るようにしたいです。」
「いろいろな分野の学問が合わさっていて、どの勉強も大切なんだなと思いました。いろいろなことを学んで将来に活かしたいです。」
「作業療法というものはとても必要なものだと思った。私は将来このような直接必要とされる学問・職業に進みたいと感じた。また模擬講義を聞いて、自分の進みたい学問は医療関係ではなく他のものだと気づくことができた。」
「普段の授業とは違う感じがして新鮮でした。中でも国際の問題を具体的に、シビアに教えてくださったのが印象的でした。」
心臓を知る:心臓を護る薬を創る「ボランティア活動はしたことがあるけれど、初めて本当の保育に少し触れられた気がしました。子どもにもそれぞれ個性があり、その子の特性に合わせた指導方法と全体に向かっての指導方法の二つを学びたいと思いました。」
「今回は本来志望している社会学ではなく、法学を受講しました。同系統の別学科を見ることにより、自分の視野を広げることができた気がしました。将来のためにも、様々な学科を体験することが大切だと思いました。」
「今までに聞いたことのない話を聞かせて頂き良かったです。私たちの生活は何事も物理で成り立っているので、これからはたくさんのことに興味をもってみたいと思いました。」
「化学の公用語は英語と聞きました。理系講義なのに何回も英語が大切とおっしゃっていたので、今、私の中で微妙な英語を頑張っていきたいと思いました。」

 また、講義をしてくださった大学の先生方からも、次のような感想をいただきましたので、ご紹介いたします。
「校舎も美しく、生徒も礼儀正しく、言うことない。」
「興味をもって聞いてくれている学生が目立ちました。とても良かった。」
「たいへん真面目で、大学での授業に対する関心も高いという印象を受けました。」
「生徒さんがとても規律正しく、驚かされました。」
「非常に熱心に講義を聞いて頂きました。大学より、ずっと熱心です。」
「大学生に、こちらの生徒さんのことを話したくなるほど、しっかりされていました。」
「非常に熱心で、よく話を聞き、意欲を感じさせられました。また、品のよさも感じました。」