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高1 保護者ネットワーク講演会

高1 保護者ネットワーク講演会2009年12月02日 08:50

 11月28日(土)に、進路指導の一環としての初の試み、「保護者ネットワーク(※)講演会」を、高校一年生の生徒を対象に開催いたしました。保護者の方などから講師を募り、今回は8名の方にご講演いただきました。下記に講演内容をご紹介します。
 
・夢をかなえる戦略
・知的財産と、財産を護る職業
・貿易業務と留学とキャリアについて
・広告会社の仕事とは
・理工系女子が働くということ
・天職に出会う方法
・教育・診療・研究―保健医療、福祉職に求められる視点
・社会の期待に応えるために
 
 
※「保護者ネットワーク」とは・・・保護者を中心として構成され、本校の進路指導の一環として、主に講演をお願いしております。
 
講義のようす① いずれも大学模擬講義とは違った方面からの内容で、実際に就いている職業現場での話がリアルさをもった「体験」として紹介されていました。それぞれの講師の方の人生の「プロジェクトX」であり、仕事での苦労話以外にも子育てや家庭との両立など、父母ならではの思いも垣間見えました。
 進路指導部からは仕事の一端を紹介していただくつもりで依頼したのですが、当日用に資料を作成し直して下さったり、前日に入念なリハーサルを行って下さったりと、結果的に大変な手間をかけていただくことになりました。誠にありがとうございました。生徒が将来を模索するための企画でありましたが、今後長らく人生の意味を考える上で、大きく影響してゆくであろう、充実した内容でありました。
 
講義の様子②受講した生徒の意見をいくつか以下にご紹介します。
 
「知らないことがたくさんあって、すごく新鮮でした。やはり現場に勤めている方の話はリアリティがあって飽きなかったです。」
「夢は自分のためではなく、世の中のため人のためにかなえるものだということを忘れてはいけないと思いました。自分の個性を活かして自分にしかできない仕事をできるようになりたいです。」
「具体的に自らの仕事での経験をもとに話をしてくださいましたが、これからの勉強にも通じると思いました。夢に向かって一直線というだけではなく、これからの高校生活や大学でいろいろな寄り道をしてみようと思いました。」講義の様子③
「私は将来どういう職業に就きたいのかを考えていました。しかし大事なのはどのような形で社会に貢献するのかを考えることだと聞いて、一から考え直してみようと思いました。」
「私は初めて法に関することについてお話を聞きましたが、とても興味深い内容でした。最後のスティーブ・ジョブズのスピーチがとても印象に残りました。」
「今まで西洋医学のことだけを考えて、それだけを調べていましたが、東洋医学は未病のうちに治すと聞いて、すごく興味がわきました。」
講義の様子④「理工学部を卒業し、研究をたくさんしていても、性別で差別されるようなことがなく、普通の企業に入れるとわかって、不安が少しなくなった。研究が役に立つ会社に入り自分の力を発揮したいと思った。」
「自分が天職に出会えるかどうかはわかりませんが、自分が好きなことができ、やりがいのある仕事に就きたいと思いました。好きなことをしている人は輝いているなあ、と思いました。」
「やはり、この職業に就きたいからこの学部でこの勉強がしたい、というやり方は間違っているのかな、と思いました。一から深くじっくり考え直してみたいと思います。本当に講義を聞けて良かったです。」
「少しだけ今回の保健の期末考査の範囲だったので、ためになった。」
「保健医療は絶対に自己満足ではいけない、ということを初めて意識させられました。相手のことを第一に考え、家族の不安を解消するところまでが医療の大切な仕事なんだと改めて思いました。」
「先生の話が大変面白くて、ひきこまれる内容でした。今まで外国製品の輸入会社について話を聞く機会がなかったので、とても興味を持てました。また一人旅や留学の話も、すごく参考になりました。」
講義の様子⑤「実際に仕事をしている人の生の声を聞いて、将来を真剣に考えるべきだと改めて感じました。リアリティがあって、すっごく身にしみました。」
「ピンチはチャンスという言葉が一番心に残りました。今、部活などでピンチだらけだったのでとても心が救われました。女性に不利でない仕事を探すのも楽しそうだなと思いました。」
「広告会社は自分が思っていたよりも多くの仕事があり、びっくりしました。保護者の方という身近な人たちから話を聞くことで、理解しやすかったし、考えも深まりました。」