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高1・高2 大学模擬講義①

高1・高2 大学模擬講義①2009年10月28日 09:05

 10月14日(水)、今年度第1回目の大学模擬講義が、のべ19学部学科から専門講師の先生方をお招きして行われました。実際に専門的な研究に触れることにより学問への興味・関心を深めて高校生活の目標につなげ、さまざまな問題へと目を向けることで、よりよい進路選択をしてもらおうという試みです。
 今年度より、高校一年・二年生が合同で受講する形式で開催致しました。より幅広い学部にわたり、黒板だけでなく映像や音響も利用しつつ「なぜ」の発見につながる興味深い講義が展開されました。
内容の一部を次にご紹介いたします。
講義のようす①  
 
【哲学と文学と自然科学はどう違うか】【企業の意義と会計の役割】【同人誌と著作権】
【SFに見られる身体とポストヒューマニティ】【おいしさを科学する】
【遺伝子のコピーをつくる】【音と言葉のわざと仕事】【ドキドキする体育授業をつくる】
【なぜ人はがんになるのか】【微生物資源からの薬づくり】
 
 受講した生徒の意見も、有意義であったという意見が多くありました。代表的なものを以下にあげますが、今後もこのような企画を続けてゆきたいと思っています。
「見方を変えて文学の作品を読むことがいかに重要かを知りました。これからも自ら進んで興味のある作品を読んでいきたいです。」
講義のようす②「それぞれの様々な考え方をもっとたくさん聞いてみたかった。」
「この分野の学問を学びたいという思いがより一層強くなりました。」
「時代に合わせて自分で学んでいくのも大切だと思いました。」
「専門的な知識を大学で学ぶなら、その知識を生かすことができる職業に就きたいと思いました。」
「自分の興味があることを深く学ぶことは、多少難しくても、楽しいんだろうなと、講師の方を見て思いました。」
「社会全体の動きはもちろんだが、身近な意外なところにも経済の仕組みが働いていることがわかった。大学では大きな意味での経済のみならず、そういった身近なことから考えてみたい。」
講義のようす③「経済には興味を持っていましたが、経営についてはほぼ関心がなかったので、今回はためになりました。志望学科はやはり文学部か経済学部にしようと思います。志望大学も少し明確になりました。」
「とても感じたのは高校の授業との違いです。高校では教えられることが主ですが、大学では自分で考えることが重要です。自分で考えるには、やはり知識や教養がなくてはならないので、ちゃんと高校で勉強しようと思いました。」