高3 大学模擬講義2008年06月13日 20:42
6月4日(水)、15大学においでいただき、高3対象の模擬講義を行いました。
○大学名および講座名
東京外語大学 :「韓国語の初歩の初歩」
早稲田大学 :「演劇の翻訳を通してみる英米文化」
女子美術大学 :「絵画と遠近法」
青山学院大学 :「見える世界、きこえる世界の心理学」
筑波大学 :「社会科教育に関する講義(詳細確認中)」
早稲田大学 :「法・法律・法学~対話から学ぶ学問としての法学~」
千葉大学 :「マーケティング入門」
国際基督教大学:「アメリカ人の愛国心とその社会的背景」
上智大学 :「メディアの理解~情報社会をよりよく生きるために~」
東京理科大学 :「原子を見る」
東京農工大学 :「遺伝子組換え食品の現状」
埼玉大学 :「大学で学ぶ機械工学」
東邦大学 :「薬学に関する講義」
首都大学東京 :「日常生活と健康」
日本女子大学 :「おいしさとは」
以下に生徒の感想文を記載いたします。
「遺伝子組換え食品の現状」
今日の模擬講義では遺伝子組み換え食品についての考えが深まりました。その中で最も印象的だったのが「安全と安心」についてです。科学技術により害虫などの被害を受けなくなった「安全な」食物を作っても、人々が「安心」を感じなければ技術は全く無意味になってしまうということがわかりました。改めて科学というのは自然や物質だけを対象とするのではなく、人々と密接に関わっていると漢字、科学の奥深さに興味を持ちました。
「演劇の翻訳を通してみる英米文化」
演劇の話から翻訳の話までいろいろな話が聴けて興味深かったです。簡単な英文でも日本語にするのにはたくさんのことを検討しなければならないことがよくわかりました。1つの国の言語には、その国の文化や国民性が関係しているから、翻訳という作業は本当に難しいのですね。小田島先生の話し方も、多くの文化に触れられているせいかユニークで、ユーモアや冗談交じりで惹きつけられました。
「アメリカ人の愛国心とその社会的背景」
先日の模擬講義で、私は「アメリカ人の愛国心について」を聴きました。一方的に先生のお話を伺うだけでなく、生徒が発言する機会が多いのがとても新鮮でした。調査結果を見る前に生徒たち自身が仮説を立ててから、その結果を知り驚きを感じる。その驚きを共有する楽しさは、今回初めて体験するものでした。
これから大学で勉強するのが楽しみになるような、とても面白い授業でした。また機会があったらお聴きしたいです。
「原子を見る」
内容は自分が知っていることだったので良く理解できたし、大学でしか見られないような原子の映像は面白かったです。フラーレンの車は感動的でした。サッカーボールのようなものと漠然と思っていたら、車輪にするという面白い手があったことにびっくりしました。ただ合成するだけでなく、遊び心もあり楽しい授業でした。