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高校 先輩を囲む会

高校 先輩を囲む会2008年06月18日 07:57

会議室(文系) 6月14日、恒例の「先輩を囲む会」が文系131名・理系77名(高1・高2)と多数を集め、会議室とカフェテリアにおいてそれぞれ行われました。
 今年は大学一年生と教育実習生の先輩方のほか、現役の生徒たちに長期的展望を持ってもらう目的で、すでに就職した、社会経験のある先輩をお招きし、講演していただきました。
 希望をかなえたばかりの大学一年生からは、カフェテリア(理系)キャンパスライフを満喫しながらも学問に意欲的な様子がうかがえ、「早速良いことを学んだのでみなさんに伝えます」と言いつつ大学で学んだ講義をそのまま展開するなど、多くの興味深い話を聞くことができました。就職を目前に控えた教育実習生の先輩からは、社会人としての自覚も含めて、「高校卒業までの間にすべきこと」が伝わりました。社会人の先輩からは「社会人であっても勉強は続くし、自分も成長する」など、受験に向けてというよりも実務経験から楽しいこと苦しいことなどの話が聞け、努力することの大切さを違った視点から考えさせられる話になりました。

 具体的な内容は、「まず古文は《単語》、漢文は《句法》」「文化史まで手が回らなかったので皆さんは早めに取り組んで」「『○○大学なら偏差値△△以上ないと…』と言われて目が覚めました」「英語が苦手な人は基礎の一冊を徹底的に」「英語は五分~十分でも毎日!」「PDCAサイクルで能動的な勉強を」「自分自身に負けないこと」「私大専願であっても、どの教科もまんべんなく勉強して」など受験に即したものも多い一方で、「小さな目標の積み重ねが、大きな目標を達成する」「どんなことも、無駄ではない」「きちんと信頼できる、悩みが話せる友達を作ってください」「父母や友達、先生への《感謝の心》を忘れないで」「実際の受験問題は、高一・高二で教わることの復習でした。その意味で、もう受験は始まっているといえます」といった、胸に残る言葉が数多く話されていました。予定時間を過ぎ、会が終了した後も、個別相談で握手する姿などが見られ、充実した会となりました。