大妻中学高等学校

大妻の教育

Otsuma Education

Otsuma Education 数学

授業風景 授業風景
授業風景 授業風景
授業風景

中学校では、ものごとを具体的な例から考える帰納的な学び方を大切にしながら、少しずつ論理的に考える数学(演繹的な考え方)へとスムーズに進めるよう工夫しています。
また、中学生という成長の段階に合わせて、各単元の学習が終わるたびにテストを行い、結果が十分でない生徒には追試や補習を行っています。
夏休みにも指名制で補習を行い、内容の理解や学習習慣がしっかり身につくようにしています。
こうした取り組みを通して、すべての生徒が確かな基礎学力を身につけることを目指しています。

学習の流れ
中学1年生
代数では、計算力など、数学の基本的な力をしっかり身につけながら、文字を使って考える数学のやり方にも少しずつ慣れていきます。幾何では、作図を始め図形の性質を学び形の特徴を理解していきます。また、勉強の習慣をつけるために、「問題集ノート」や「テスト直しノート」の使い方と、それがなぜ大切なのかを学んでいきます。 
中学2年生
代数編では文字式や関数など、論理的思考を深める内容を扱い、幾何編では図形の性質や証明を通して、空間的な理解力や論証力を養います。バランスよく進めることで、数学の基礎力を確実に身につけます。1年生と同様「問題集ノート」や「テスト直しノート」の提出を徹底し、学習習慣の維持と自主的な取り組みを心がけさせます。
中学3年生
数学の基礎的な概念と論理的な考え方を学びます。具体的には、数学Ⅰでは数と式、二次関数、三角比、データの分析などを通して計算力と関数理解を深め、数学Aでは場合の数・確率、整数、図形の性質を学び、思考力を養います。体系的に学ぶことで、高校数学への土台を築きます。
本校では、高度な内容に取り組む中で、ただ計算力をつけるだけでなく、筋道を立てて考える力(論理力)や、自分の考えを表現する力を育てていきます。難関大学入試レベルの問題に挑戦することにより、物事を深く理解し、柔軟に考える力が自然と身につきます。 同じ目標を持つ仲間と学び合うことで、学びに対する意欲や探究心も大きく育ちます。
高校数学を通じて、大学入試にとどまらず、将来の学問や社会で必要とされる本物の思考力を養っていきます。
高校1年生
中学3年生で学習した内容を踏まえ、より発展的な関数や図形の考え方を学びます。具体的には、数学Ⅱでは指数・対数関数、三角関数、複素数、微分・積分の基礎などを扱い、計算力だけでなく、問題解決に必要な論理的思考力を養います。高校1年生では発展クラスと標準クラスに分けて行われ、より自分に合った高度な数学の理解へとつなげる土台を作ります。
高校2年生
【理系】数学Ⅲ・B・Cを扱います。
数学B:数列や、データの分析に役立つ統計的な推測を学びます。これにより、規則性の理解や実生活でのデータ活用力を養います。
数学C:平面上の曲線と複素数平面では図形を代数的にとらえる力を養い、図形的な感覚と計算力を深めます。ベクトルでは論理的思考力や空間認識力を養います。
数学Ⅲ:より高度な微分・積分の応用を中心に、複雑な関数や問題解決力を深めていきます。
【文系】数学B(数学Cのベクトル分野を含む)
数列や、データの分析に役立つ統計的な推測を学びます。これにより、規則性の理解や実生活でのデータ活用力を養います。また、ベクトルでは論理的思考力や空間認識力を養います。
高校3年生
希望する進路に応じて、大学入試に直結する実戦的な演習を中心に行い、難関大学合格に必要な数学的思考力・応用力・記述力を養います。
ほぼすべての授業を演習形式で実施。多様な入試問題に取り組むことで、解法の選択力や論理的な記述力、試験対応力の強化を図ります。
この演習を通じて、数学を深く理解し、自信を持って本番に臨める力を身につけていきます。