授業風景

授業風景

授業風景

日本独自の文字文化を大切にし、生涯をとおして書を愛好・継承する心を養うことを目標とします。毛筆や硬筆で様々な文字を学習する中で、目的や必要に応じた書き方を理解し、日常生活において文字を効果的に使う力を身につけます。 授業は書道を専門とする教員が担当し、作品制作を通して思考力や表現力、鑑賞する力を育みます。

学習の流れ

中学1年生

楷書や行書、及びそれぞれに調和する仮名の基礎的な書き方を学びます。 文字の大きさや配列等に留意し、文字を正しく整えて速く書くことができるように、毛筆や硬筆の作品制作を通して、中学1年生から新たに学習する行書の分野に関する知識や技能を身につけます。
また、毛筆の授業では磨った墨を使用した作品制作を行います。

中学3年生

身の回りの多様な表現を通して文字文化の豊かさに触れ、目的や必要に応じた書き方を理解し、楷書や行書で文字を正しく整えて速く書く力を身につけます。毛筆では、これまでの行書の学習を生かした５文字や6文字の行書作品や、小筆を用いて制作する短冊や色紙の形式を学び、３学期には各自で選んだ言葉や詩を表現する卒業記念制作に取り組みます。