オーストラリアセミナー③2017年07月30日 13:09
今回のセミナー担当のスーザン先生は、細やかにホストファミリーと連絡を取ってくれています。
「○○ちゃんは私たち家族に気を使いすぎているようだ。もっとリラックスするよう伝えてほしい」「英語で会話ができないことを気にしないで」、「△△ちゃんを預かることができてとても嬉しい。私たちはラッキーだ!」、「手伝いをしてくれた」などなど。参加している生徒の様子もしっかりと見てくれ、さりげなく声がけをしてくれる頼もしい先生です。
さて、本日午前中、ホームワークの発表の後はオーストラリアの食べ物についての授業でした。英語での説明に加えて、味見も行われます。オーストラリアのソウルフード「ベジマイト」は初体験の生徒が多く、あちらこちらで悲鳴のような反応が…。生徒たちは互いにベジマイトフェイスを写真に撮りあっていました。また、歴史を秘めたお菓子も紹介されました。「ANZAC」(Australian New Zealand Army Corpsの略)という素朴なクッキーは、第一次世界大戦時にオーストラリアとニュージーランドの志願兵に向け、家族が戦地に送ったクッキーだそうです。腐らないように卵を入れないのが特徴で、そうした背景や家族の思いを知ると、ひと味もふた味も違って感じられました。
休憩時間とランチタイムの課題は、クロナードカレッジの生徒と話すこと。お話ができた大妻生は、HRに帰ってきてからスー先生とハイタッチを交わしていました。
午後は、クロナードカレッジの生徒と、英語の絵本を読み合う授業、そしてGoogle mapを利用して自分の住む地域のLiveabilityについて発表する地理の授業でした。積極的なクロナードの生徒に刺激を受け、進んで前に立って、原宿のcawaii文化を説明する大妻生もおりました。
明日・明後日と学校はお休みです。ホストファミリーと過ごす初めての休日を充実したものにするための3つのヒントを、スー先生が教えて下さいました。
「courage」・「brave」・「proud of yourself」。
皆がどのような2日間を過ごすか、とても楽しみです。7月28日

7月24日(月),とうとう最終日になりました。
最後の昼食は釜飯でした。希望すれば陶器の釜を持ち帰れるということで,多くの生徒が持ち帰っておりました。どうやら実際にご飯を炊くことができるようです。
7月23日(日)、今日は宿舎内の施設で飯盒炊爨を行いました。
巻かれながらも一生懸命うちわであおいだり,鍋をかき混ぜたりしてやっとの思いで作り上げました。なかなか思うような形にならなかった班もあるようですが,協力して作ったカレーの味は特別なのだと思います。
3泊4日の林間学校も今夜が最後の夜になります。雨のため屋内でのキャンドルファイヤーとなってしまいましたが,屋内ならではの演出により,練習を重ねてきたクラススタンツも見やすく,みんなで楽しむことができました。校長扮するファイヤーチーフの登場も厳かに行われました。最後にクラスのカラーのサイリウムが点灯され,クラスの絆もより確かなものとなりました。8クラスという大所帯ではありますが,より一層輝くことができるよう着実に歩みを進めていきたいと思います。
八島湿原の入り口から車山山頂を目指す行程です。土曜日ということもあり,多くの観光の方ともすれ違いました。普段,見知らぬ人とすれ違う時に挨拶をすることはあまりないですが,山の中では「こんにちは」と挨拶を交わすのがルール。気持ちのよい挨拶をすれば楽しく登ることができます。しかし,車山の肩までたどり着いたときには疲れもピークに。体も心も疲れ果てそうでしたが,一日しか花を咲かせないというニッコウキスゲが一面に咲いており,私たちを迎えてくれました。素敵な光景に疲れも吹き飛びました。

次の目的地である,御泉水自然園では,都会の空気とは全く違うさわやかな高原の風が私たちを迎えてくれました。自然(虫?)と触れ合いながら,真剣なまなざしでスケッチに取り組んでいました。

