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第4回 大妻特別講座

第4回 大妻特別講座2014年02月20日 09:41

 2月10日(月)放課後、第4回大妻特別講座「外務省の仕事とは-国際社会のステージで働くということ-」を開催し、外務省南米課首席事務官の今田克彦氏にご講演いただきました。
 外務省では、全国の高校に職員を派遣し、国際理解や外交官の職務についての講座(高校講座)を実施しています。今回、本校も東京都生活文化局の推薦を受け、対象校となったため、意欲ある中学生の参加も認め、またご希望の保護者の方の参加も受け付けることにしました。申込締切日に満員御礼を出さなければならないほどの申込数があり、当日の参加人数は全部で112名と大盛況でした。
 外務省に入省されてから、さまざまなお仕事をされてきた今田氏の最近の仕事のうち、秘書官についてのお話から講演はスタートしました。黒子のはずの秘書官がテレビに映ってしまった画像を見せてくださったあたりから生徒の硬さが取れたような気がします。
 そして、現職の南米課でご担当の10ヶ国の画像から、ふだんあまり接することのない、南米の国々の様子がわかりました。
 クイズ形式でリラックスした雰囲気で、外交について学ぶ時間も取っていただきました。
 外交官に必要なのは情熱と決意であるとおっしゃった今田氏が、現在までに最も印象に残っている仕事の1つがソマリア沖の海賊対策だそうです。かなりの残業もこなしたそうですが、この経験を生徒たちには、「どんなに大変でも心地よい職業を見つけよう」というメッセージとして伝えてくださいました。
 講演会後には、座談会の企画もあり、こちらにも16名の中高生が参加しました。
アンケートの結果、講師の先生についても、講演内容についても、「全員が非常に良かった」または「良かった」と答えており、この日のお話には含まれなかった内容を含めての連続講座を希望する声も多数ありました。
 今年度の特別講座は今回で終了ですが、来年度も大妻中高では、さまざまな分野の専門の先生をお招きしての特別講座を企画し、生徒のキャリア教育に役立てられればと思います。
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