入学式2010年04月08日 19:20
４月８日（木）、昨日の雨のおかげで空気が透き通り、すっきりと晴れ渡った穏やかな春の陽気の中、平成２２年度の入学式が大妻講堂にて行われました（中学は午前、高校は午後から）。
新しいスタートを迎えて、何もかも初めての中学新入生は不安も多いと思いますが、大妻講堂の前で写真を撮っている表情からはこれから始まる大妻生活へのわくわく感の方が勝っている様子でした。
高校生の入学式の方は今まで培ったものを土台に新たな一歩を踏み出すという決意が顔に表れており、中学のときとは違う引き締まった表情が印象的でした。
新たな生活が始まります。充実した大妻生活を送ってもらいたいと思います。
以下、中学入学式における在校生代表の挨拶です。
さわやかな春の風を心地よく感じられる季節となりました。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
昨年は新型インフルエンザが流行し、受験勉強に支障の出た人もいることと思います。そんな中で、受験を乗り越えた皆さんは、今、新しい生活を前に、大きな希望と多くの期待に胸を膨らませていることでしょう。
もちろん、心の中には不安な気持ちも少しあると思います。
けれども、心配しないで下さい。私たち上級生も同じような経験をしてきました。
私も２年前、小学校のころとは違う授業や、部活動での上下関係、委員会や係の仕事など、何をどうすればよいのかわからず、とまどうことが何度もありました。しかし、その時にはクラスの友達や、先生、先輩に助けてもらいながら、それらを乗り越えてきました。皆さんも何か困ったことがあったら、友達や、先生、私たちに相談して下さい。大妻は、人と人とのつながりを大切にする学校です。学校のすべてが皆さんを応援しています。
これから、皆さんには何事も怖れずに、積極的に挑戦していって欲しいと思います。そうすることで、新しい自分を見つけたり、自分を変えたりすることが出来るかもしれません。勉強や部活動などたくさんのことに挑戦し、自分の良い所をどんどん増やし、伸ばしていって下さい。すぐには出来ないかもしれませんが、あせらずに、ゆっくりと時間をかけて、自分を輝かせていって下さい。ここにいるたくさんの仲間と、そして私たちと一緒に、楽しい、充実した生活を送っていきましょう。
平成22年４月８日 在校生代表
