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第2回 大妻特別講座

第2回 大妻特別講座2014年10月10日 08:15

 9月27日(土)午後、第2回大妻特別講座「自然エネルギーの現在と未来」を行いました。特別講座①

 中1から高2までの生徒11名と保護者の方7名、教員8名の計26名が参加し、環境エネルギー政策研究所理事・主席研究員の松原弘直先生のご講演をいただきました。
東日本大震災以来、日本でも話題になっている「自然エネルギー」、それは太陽光、太陽熱、風力、バイオマス、水力、地熱、波力などで、再生可能エネルギーとほぼ同じ意味で用いられている言葉です。
 事後アンケートによると、この講座に参加しようと思ったきっかけは「タイトルが「自然エネルギーの現在と未来」だったから」が最も多く、旬のテーマであったといえるでしょう。
 原油・天然ガス・石炭・ウラン等の化石燃料全体の供給が2020年までにピークを迎える予測、スリーマイル、チェルノブイリ・フクシマを経て、廃炉が新規設置を上回る原子力発電の限界、エネルギー自給率は約5%(原子力は含めない)、自然エネルギーによる電力が約11%という日本の現状から、持続可能な自然エネルギーへの転換が余儀なくされていることを、わかりやすくお話いただきました。
 また、自然エネルギー100%を目指すヒントとしてあげられた「知ること」、「考えること」、「参加すること」、「実行すること」は日常の学習方法のも結びつくヒントであったように思います。40年後には100%自然エネルギーになっているにちがいありませんが、最後は、その未来は予測するものではなく、選びとるものであるというお話でした。
今後も、大妻中高では、生徒の興味があるさまざまな分野の専門の先生をお招きしての特別講座を企画し、生徒のキャリア教育に役立てられればと思います。
第3回大妻特別講座は、11月1日に行われる予定です。
特別講座③ 特別講座②