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「コタカルーム」の設置

「コタカルーム」の設置2014年06月04日 10:15

 本年、2014年は大妻コタカ生誕130年祭に当たります。このたびそれを記念して、10数年来提携を結び国際文化交流を続けてきましたオックスフォード大学、ハートフォードカレッジに大妻の創始者の名前を冠した「コタカルーム」が5月に誕生いたしました。その部屋には写真と共に、「日本の女子教育のパイオニア・大妻学院のファウンダー、大妻コタカの名にちなみこの部屋を「コタカルーム」と命名する」旨の銘板が掲げられています。ここを起点として、日英の女子教育のこれからの提携と発展がなされることの象徴として、存在しつづけることになります。去年大妻の中学生が「英国と出会う旅」―Discover Oxford―で滞在し英国の文化と英語を学んだ思い出深いオックスフォードの地に大妻コタカの名を冠した部屋ができたのです。
 大妻学院が海外との教育連携を強化していく象徴としての「コタカルーム」の存在は、女子教育のパイオニアとして、今までも、そしてこれからもそうあろうとする大妻の姿を示唆するものとなりましょう。
 写真で校長と調印している方は、オックスフォード大学ハートフォードカレッジの学長Will Hutton氏で、著名な経済学者であられ、新聞紙上やBBCテレビ等でその論説を展開されておられる方です。とても気さくでユーモアあふれる人柄で、同校と大妻学院との間で交わされる「Kotaka Room」命名契約調印式の雰囲気は一気に緊張感がとれた和やかなものとなりました。大妻学院の学生・生徒は、ハートフォードで学習する際に、この部屋を優先的に使用できます。さらに大妻学院は、オックッスフォード大学の同カレッジにて、フォーマルなイベントや、正餐を開催することができ、また同カレッジの教授は大妻で特別レクチャーをする機会を持つことができるようになるなど、大妻とハートフォードとの交流は一層深化することとなりました。
ハートフォードカレッジ学長ウィル・ハットン氏と オックスフォード大学総長アンドリュー・ハミルトン氏と

命名契約調印式の様子はこちらをご覧ください.