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2012年03月 アーカイブ

マンドリン部定期演奏会のお知らせ2012年03月31日 14:47

大妻中学高等学校マンドリン部 第47回定期演奏会

・歌劇「フィガロの結婚」序曲  W.A.モーツァルト作曲 / 久保田孝編曲
・バレエ音楽「コッペリア」より  レオ・ドリーブ作曲 / 長谷川武宏編曲
・序曲第1番 ハ短調  久保田孝作曲
・海の抒情詩    吉水秀徳作曲
・たなばた    酒井格作曲 / 丸本大悟編曲   ほか
              
4月30日(月)13:30開演予定 (30分前開場)
かつしかシンフォニーヒルズ
モーツァルトホール  入場無料

高校 卒業式2012年03月21日 10:21

 3月19日(月)午後1時30分より高校卒業式が大妻講堂にて行われました。
 6年間という長い年月を経て、それぞれの夢へと向かって旅立つ卒業生を送る出発の式です。式の前半は担任より一人ひとりの名前が呼ばれ、卒業証書授与が行われます(右上写真)。ご来賓よりお祝いの言葉をいただき、式は後半へ。在校生代表による送辞(右中央写真)の後に卒業生代表による答辞が読まれます。一言一言に思いが込められ、6年間の泣き、笑い、悩んだ日々が思い起こされます。
 そして在校生による「蛍の光」、卒業生による「仰げば尊し」、出席者全員による「校歌」は会場いっぱいに響き渡りました。
 新しい旅立ちを迎えた卒業生の皆さん、大妻生であったことに誇りを持ち、大きく羽ばたいて夢を実現させてください。
 保護者の皆様、長きにわたる本校への多大なるご協力、誠にありがとうございました。
 
以下、式中に読まれました答辞を掲載いたします。
 
~答辞~
 
 通いなれた通学路には色とりどりの花が咲きはじめ、さわやかな風が春の訪れを予感させる季節となりました。
 本日は、私たちのためにこのような盛大な式を挙行して頂きましたことを、心より御礼申し上げます。
 ただ今は、校長先生をはじめ、ご来賓の皆様、在校生の方からの温かいお言葉をいただき、ありがとうございました。私たちはそのお言葉を胸に、今日、この大妻を旅立ちます。
 私たちは中高六年間を通して「志を高く」という学年目標を掲げて過ごして参りました。漠然とした目標であったために当初はこの言葉の意味をよく理解できておりませんでした。しかし、六年間を振り返った今、私たちは常にこの言葉の下に目標を高く掲げ、様々な事に挑戦し、前向きに努力を重ねてきたこと、そして、この言葉が大妻での生活の様々な場面で私たちを勇気づけ、奮い立たせてくれたことを実感しています。
(この続きは以下からご覧ください)

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中学 卒業式2012年03月19日 13:31

 3月19日(月)、大妻講堂にて中学卒業式が行われました。277名が大妻中学校をめでたく卒業し、高校生という新たなステージを目前に、成長の足跡を振り返り、志を新たにしました。
在校生送辞学校長告示卒業生呼名
~卒業生総代答辞~
 穏やかな春の日差しに誘われるように、千鳥ヶ淵の桜のつぼみもほころび始めました。
 ただ今は、校長先生をはじめ、ご来賓の皆様方、在校生の方からの温かいご祝辞と励ましのお言葉を賜わりましたことを、心より御礼申し上げます。
 光陰矢の如し。月日の流れるのは早いもので、私たちの中学校生活が、今、終わろうとしています。
 私たちが生を受けた日からおよそ十五年、この中学校での三年間は言葉では簡単に表せないけれど、とても充実した日々でした。思い返してみると、楽しかったこと、嬉しかったこと、辛かったこと、悲しかったこと、そして二百七十七人の仲間たちから沢山の感動を貰うことができました。この全ての思い出は
私たちにとって、なによりも大切な宝物です。
 小学生気分がまだ抜けない中学一年の頃、今思えば、まるで別人のように感じます。三年前、満開の桜のなか、私たちは、この大妻中学校に入学しました。慣れない電車通学が始まる中、今までにない、いろいろなたくさんの友達と出会い、私たちの世界は大きく広がりました。新入生歓迎会、体育祭、林間学校などの行事を通して私たちは大妻の伝統を感じ、徐々に大妻での生活に慣れて行きました。
 文化祭を控えた九月頃、世界的な豚インフルエンザの大流行が起こりました。文化祭の一般公開は中止となり、学級閉鎖、学年閉鎖そして学校閉鎖にまでなりました。それでも私たちはウィルスなどには負けずに、まだまだ新鮮な中学校生活を存分に楽しみました。
 二年生になると後輩ができ、部活動や委員会などで少し責任のある仕事を任されるようになりました。研究論文を書くという新しい試みや修学旅行への準備がされる中、私たちは部活動や勉強など、それぞれが興味のあることへ熱中していきました。
 そんな華々しい中学校生活二年目が幕を閉じようとしていた三月十一日、突然、東日本大震災が起こりました。予定されていた行事は全て中止され、部活動は禁止となり、余震の続く中、私たちは震災に対してさまざまな思いを抱きました。
 一ヶ月と長い春休みを終え、私たちは三年生となって再び学校へ戻りました。中学最高学年として、今までの経験を生かして後輩たちを率いて行くはずが、自粛ムードであったり、防災のためであったり、何もかもが異例で、初めての体験となりました。しかし、先生方や生徒の努力で異例な形とはなるものの中止となる行事はありませんでした。
 中でも最も異例な形となったのが修学旅行です。季節に宿舎、服装までもが例年と異なりました。それでも、日本が大変な状況にある中、修学旅行を行えたことで、私たちの修学旅行にかける思いはいっそう強くなりました。暑さへの心配がされる中、当日の予報は台風直撃。しかし、私たちの強い思いが届いたのか、台風はそれ、大雨に見舞われたのは一日目のみで、残りの日は曇りと涼しく、過ごしやすい天候となりました。桜はなかったけれども、青々とした木々や夏の日差しに照らされた境内の石は美しく、夏ならではの京都・奈良を満喫できました。いままでも、そしてこれからも行われることのない特別な修学旅行となりました。
 そして先月、中学校最後の行事である合唱コンクールが行われました。私たちは高得点をとるためではなく、歌に込めたこの三年間の全ての思いを伝えるために歌いました。
 いよいよ卒業まで残り一ヶ月、二年間同じ教室で過ごしたクラスの仲間との時間を大切に過ごし、今日、この日を迎えました。
 私たちの三年間は異例な事ばかりでした。しかし、だからこそ学べた事も多くあります。
 一つは、何が起ころうと冷静に、そして臨機応変に対応することです。二つ目は、たとえ異例な形になろうとも全力を尽くすことです。そして三つ目は、何事もなく日常を過ごせることはとても幸せだということです。これらのことは私たちが何十年、何百年に一回の貴重な体験をしなくては学べませんでした。
 現在、日本には震災・原発・社会保障などの様々な課題があります。そして世界には戦争や貧困、環境破壊など、さらに大きな課題があります。私たちの役割は、これらの課題を抱えた社会を将来引継ぎ、発展させていくことです。高校とは、そんな私たちを夢へと導き、育てるところなのだと思います。大妻高校へ行く人も、行かない人も、今具体的な夢を持っている人も、持っていない人も、高校でさらに大人へと勇往邁進、進んでまいります。
 三年間どんなことがあろうとも、私たちのためを考え、努力してくださった先生方、私たちを陰で大きく支えてくださった事務・用務の方々、ありがとうございました。皆さまのおかげで異例ながらも楽しく充実した学校生活を送れました。
 いつも一番近くで私たちを見守り、支えてくださった家族の皆様、ありがとうございました。どんな時もやはり家族の支えが一番でした。
 そして在校生の皆様、学校生活のあらゆるところで私たちに協力してくださり、ありがとうございました。私たちが卒業した後、立派な二年生、三年生へと成長していただきたいです。
 最後になりましたが、大妻中学校のますますのご発展をお祈り申しあげ、答辞とさせていただきます。
卒業生退場卒業生答辞在校生による「蛍の光」斉唱

平成23年度 修了式2012年03月17日 17:25

 3月17日(土)、大妻講堂にて平成23年度の修了式が行われました。1年間の学校生活の締めくくりとして、自分のこれまでの活動を振り返り、次のステップへとつなげていく大きな節目です。また、本年度をもって大妻を去られる先生より最後の御言葉をいただきました。
 短い期間でしたが、熱心に面倒を見てくださった先生。三十余年の永きにわたり、大妻の伝統とともに多くの生徒を見守り続けていただいた先生。
 大妻という学び舎でともに過ごした思い出と、先生方の想いのつまった言葉を胸に、更なる高みへと歩みを進めていってもらいたいです。
 

 

白梅・紅梅の花が咲きました!2012年03月17日 17:16

 今年も静かに春の香りが漂い、色々な思いを穏やかに包んでくれています。21年度卒業生から贈られた紅梅・白梅の前で、巣立って行った生徒が健やかであるように、今年卒業する生徒の輝く前途を願っています。
 
1203_red.jpg1203_white.jpg

送別会2012年03月15日 17:26

 3月15日(木)、大妻講堂にて中高それぞれで送別会が行われました。この行事は生徒会が主催しており、企画においてもさまざまな工夫を凝らし、中学3年生は高校へ、高校3年生は新たな舞台へ旅立つにふさわしい素晴らしい会となりました。
 3月は別れの季節です。16日に謝恩会、17日に修了式、19日には卒業式が行われます。卒業生・在校生共々、大きな節目をそれぞれの立場で自覚をもって迎えてほしいと思います。
花束贈呈生徒会長あいさつ講堂の看板

合格報告会2012年03月15日 12:00

 3月12日(月)、「合格報告会」が地下一階カフェテリアで行われました。去年は震災の影響で中止
となりましたが、今年は、高校1年生は62名、高校2年生は91名が参加し、受験を終えた
ばかりの高校3年生9名に貴重なお話をいただきました。                
 進学する大学・学部・学科を選択した理由、受験生活を送る上でのアドバイス、科目別の勉強法、学校の授業と受験勉強との関係などを聞くことができました。受験を終えたばかりの3年生のなかには、自らが使い込んだノートや参考書を持参し、後輩のために熱く語る姿も見られました。今回の話の内容は、参考書の紹介やその利用方法、ノートのつくり方など受験勉強の具体的な話もありましたが、そういった話より、受験勉強で学んだことや、受験の心構え、進学先を決定した理由など骨太の話も多く、後輩たちに大きな刺激となったようです。   
 
 印象に残った話を紹介しますと、 「受験勉強は苦しいけれど、自分の幅を広げることにつながった」「英語の授業では、英文の内容と関係した、先生の語る人生観や文明論などの余談が受験では役に立った」「高校1年生の頃から新書などの読書をして教養を身につけることが受験勉強での最後の飛躍につながった」「受験勉強と部活動の両立に悩んだが、すきま時間を徹底的につぶし勉強時間に変えることで両立を成功した」「高校3年生では携帯電話を解約し、落ち着いて勉強できる時間を確保した」「部活動の昼練習が今年から中止となったが、その時間を勉強に活用した」「進路先を決定するのに、合格大学の知名度より、学部学科の内容で選択した。その判断は、大学模擬講義、大学の志望系統別の学習会などの進路学習が大いに役に立った」など、内容のある話が多く展開されました。                
 会の終了後も、個別の相談会で、熱心に先輩から学びとろうとする高1・高2生の姿も多くみられました。

読売新聞に掲載されました2012年03月03日 11:37

 2月26日(日)付の読売新聞特別面に「私立3校長座談会-多様性育む―」と題しまして、渋谷教育学園理事長、海陽中等教育学校校長、本校校長・井上美沙子の座談会の様子が掲載されております。国際化が進む社会で教育の担うべき役割とは何かといった議論が交わされております。

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