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高校 先輩を囲む会

高校 先輩を囲む会2009年06月23日 21:10

 6月13日(土)、恒例の「先輩を囲む会」が文系88名・理系62名の計150名を集め、会議室とカフェテリアにおいてそれぞれ行われました。
 大学一年生と教育実習生の先輩方のほか、昨年と同様、すでに就職した社会人の先輩を含め14名の先輩方に講演していただきました。これは、現役の生徒たちに、違う角度から進路を展望してもらおうという目的でお話をいただいているものです。
 
 入学して二か月の大学一年生からは、キャンパスライフの楽しさはもちろん、入学後の勉強でも充実している様子が伝わり、一日一日を大切にすること、授業も部活動も100%力を尽くすこと、などの意欲的な姿勢が伝わっていました。
 「中学高校での小テストが、大学入試に直結します」という言葉に象徴されるように、学校での予習・復習がそのまま実力につながること、大学の英文科で学び続けていること、大学では世界史の知識は全員が知っていることを前提に授業も進むので、日本史受験の人も改めて学んでいることなど、「大学での勉強にもリンクしている」といった興味深い話を聞くことができました。
 
 通学時間や朝早く登校して、または放課後残っての勉強、あるいは塾の自習室を利用しての勉強は当然で、「習慣になるまで勉強する」「忙しい中でも時間をつくる」「学習メモをポケットに持ち歩き、すき間時間を利用する」など勉強への迫力ある姿勢が伝わる話が多く紹介されました。なかでも「『頑張った』は自分では言わない。他人が見ていう言葉だから。」という自戒の言葉や、「ストップウォッチを使い、一日12時間を計って勉強する」という方法には驚いた生徒も多くいたようです。
 
 教育実習生や社会人の先輩からは、大学と職場の設備や雰囲気の紹介のほか、「高校卒業までの間にすべきこと」「思いやりを大切に」「高校生活を楽しむ」といったアドバイスがあり、家庭や学校を含めた「周りの環境」を大切にすることが印象に残る話が聞けました。
 
 「自分はまだまだ気合いが足りないと実感しました」「将来のことを受験だけでなく大きく考えられました」「夢を持つことへのときめきを感じて自分も頑張ろうと思った」などの感想が多く寄せられ、会の終了後も個別相談の場で、熱心に先輩から学ぶ姿が印象的な会となりました。
カフェテリア(理系)活躍する先輩方会議室(文系)