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第1回大妻特別講座

第1回大妻特別講座2015年06月09日 17:03

 5月30日(土)午後、今年度第1回の大妻特別講座「取材を通じて見えてきた、現代の働き方-10年後に自分の仕事をみつけるために-」を行いました。
中1から高3までの生徒48名と保護者の方34名の計82名が参加し、朝日新聞社の伊藤隆太郎先生のご講演をいただきました。
 先生のお話は、タイトル通り、取材を通じて見えてきた現代の、そしてこれからの働き方に参考になることばかりでした。講演や質疑応答を通して、先生ご自身の人生経験を多数お話しいただくこともできました。
 例えば、ご自身が「原子力に夢がある」と思い、工学部および修士課程で学んだ後、「その当事者になることよりそれを伝えることを職業にした」お話、就職当時「仕事の7つ道具」として利用していたものは、一眼レフカメラはデジカメに、ポケットベルは携帯電話に、地図はカーナビにと変化し、今では何1つ利用していないこと、「10年後に消えてしまう職業もあり、新しく生まれる職業もあるから、今は存在していない職業に就く生徒もいるだろう」というお話もありました。
 事後のアンケートによると、この講座に参加しようと思ったきっかけは、全体では「タイトルを聞いて」が大半でしたが、中学生の大半は「保護者に勧められて」でした。また、保護者の方の中に「娘に誘われて」、「娘に勧められたから」というものもあり、特別講座の内容を用いての親子の会話を垣間見ることもできました。出席生徒のうち35名の生徒が「自らの進路に影響があった」と答えています。中でも「将来のことはわからないから、今勉強しておけばどんなことにでも対応できる。」、「自分が何をできるか早く決めつけない方がよい。」、「勉強する目的がわからないまま渋々していたが、勉強しなければならない意味がわかった。」等の
 今後も、大妻中高では、生徒の興味があるさまざまな分野の専門の先生をお招きしての特別講座を企画し、生徒のキャリア教育に役立てられればと思います。
 第2回大妻特別講座は、11月28日に行われる予定です。
特別講座③ 特別講座② 特別講座①.jpg