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第2回 大学模擬講義

第2回 大学模擬講義2014年11月29日 08:38

 10月8日に続いて11月9日(水)6時限目に様々な大学の先生方をお呼びして高校2年生・1年生を対象に大学模擬講義を実施いたしました。大学模擬講義2
講義内容は「映像の美学」、「イスラム国の台頭が欧米の対中東政策において持つ意味」、「世界人権宣言をどう読むか」、「会計学の知識があればわかるあんなこと、こんなこと」、「教養としての経済学―生き抜く力を培うために」、「生命の神秘を化学で解き明かす~生体分子のかたちとはたらき」、「津波や高潮から身を守る」、「恋の歌を読む~恋する人への熱き想いを伝える和歌と言う『装置』~」、「人間の心は読めるのか?」、「生命の神秘を化学で解き明かす~生体分子のかたちとはたらき~」、「津波と高潮から身を守る」、「ロボットにおけるメカニズムと発想」、「遺伝子を見る・解析する」、「チーム医療と感染制御」、「体内時計と病気の関係」ほか、多種に及びました。


ここに受講生の感想を一部紹介します。

講義①「超新星で探る宇宙゜の加速膨張」
グラフを書くなど作業を講義中にやったのは初めてだったのでわかりやすかったです。2011年のノーベル賞受賞者の宇宙モデルの見つけ方は意外と地道な方法だとわかって、少し身近に感じることができました。

講義②「イスラム国の台頭が欧米の対中東政策において持つ意味」
イスラム国と言うものに対して私は残念なイメージしかありませんでした。しかし、その裏に現実性や解明さがあり、その側面に引きつけられる人々、社会が存在していることに驚きました。西側諸国の対中東政策は結果的には国益のためにしかなっておらず、解決は難しいのかなと思いました。

講義③「映像の美学」
“影”について、古典の単語の意味から始まり、哲学的なこと、日本と世界の建築や現代美術なまで色々な視点から見るのが印象的でした。1つの学部の中で、普通なら区切られているようなものも取り除いて勉強できるのは良いと思います。

講義④「心理学」
ある状況に陥ったとき、その時の脳波などを調べるのが人間科学、状況をふまえて打開策を見出すのが心理学。心理学を学んでも、その知識を持ったとしても解決できない事も多いが、努力次第では変わるかもしれない。

講義⑤「空間デザインってなんだろう」
空間デザインは、そこに居る人や利用する人を想像して、その人も含めてつくるものである。同じ部屋でも、時間や利用する人が違えば全く違った空間になる。そのため、その場に居る人も空間デザインしていると言える。

講義⑥「社会学部」
今まで日本で暮らしていて当たり前だと思っていたことが外国では全く通用しないことがある。家族、結婚、出産にも様々な形があり、それはその国の社会的な承認や文化的な背景によって成立する。


 
 以上のように、講師の先生方の講義に聞き入る生徒達は大学での授業や将来の夢に向けて期待を膨らませていました。
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