第3回 大妻特別講座2014年11月07日 12:14
11月1日(土)午後、第3回大妻特別講座「遺伝学的検査に伴う遺伝カウンセリングについて」を行いました。
中1から高3までの生徒20名と保護者の方20名、教員11名の計51名が参加し、日本大学医学部病態病理学系臨床検査医学分野教授・附属板橋病院臨床検査部長の中山智祥先生のご講演をいただきました。
「遺伝子」の話というと、生物学の分野と思いきや、歴史の話もあり、ノーベル賞を受賞したキャリー・マリス氏がPCR法をどのように思いついたかの話など、中学生にもわかりやすい内容でした。
全体を通して、先生ご自身の「遺伝学的検査を実施する上で心がけていること」から、「遺伝カウンセリング」の重要性が伝わってきました。
講演の途中での少しずつの「まとめ」、家系図を描く演習、高校生にも協力してもらったロールプレイ等もあり、変化に富んだ内容でもあり、あっという間の2時間でした。
事後アンケートの感想から、生徒、保護者の方それぞれ1つずつ紹介します。
生徒 「今まで医師といえば病院での治療というイメージが強かったのですが、新しい視野が広がったような気がします。」
保護者の方 「学生時代の講義よりもずっと楽しく引き込まれる内容で、学生にもどったような気持ちでした。」
今後も、大妻中高では、生徒の興味があるさまざまな分野の専門の先生をお招きしての特別講座を企画し、生徒のキャリア教育に役立てられればと思います。
第4回大妻特別講座は、1月10日に行われる予定です。