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中学生のオックスフォード大学での研修(「英国と出会う旅」、UCL親善大使)

中学生のオックスフォード大学での研修(「英国と出会う旅」、UCL親善大使)2013年12月21日 14:14

 今夏、オックスフォード大学・ハートフォード・カレッジ主催の英国研修、『Discover Oxford and Britain(英国と出会う旅)』が実施されました。これに大妻中学2、3年生総勢22名が、大妻多摩(9名)、大妻中野(10名)の生徒達と共に参加しました。
研修に先立ち、オックスフォードからは課題学習もあり、やり遂げたそのノートをそれぞれが大事に抱え、成田から出発しました。ヒースロー空港では6人のオックスフォード生が笑顔で歓迎してくださり、おかげで内心の不安も皆一度に吹き飛んだ様子でした。出迎えてくれたこのRA( Residential Adviser)達は、生徒と寝食を共にし、日常生活の世話から学習面での指導、Study Visit(文化遺跡等への旅行)の同行等を担当します。生徒の安全に配慮し、研修が順調に行われるよう絶えず監督して、全日程を通じ大きな助けとなってくれました。
 初日、大妻生が日本文化についてプリゼンテーションを行い、内容と共にその英語の発音の良さが場内から称賛されました。午後、幾つかのカレッジ見学し、RAと共に大学街等も巡り、数百年の時を刻む荘重で美しいオックスフォードの建造物や石畳の道に、歴史の重みを肌で感じていました。
 もうひとつの目的として、日英親善使節として名門大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)を訪問しました。1863年、初代総理大臣伊藤博文を含む長州藩士5名“長州ファイブ”を初の留学生としてUCLが受け入れ、学んだことを讃えて建てられた石碑やUCL作成のフィルムを鑑賞し、日英の近代化を果たした長州ファイブの足跡を知る貴重な経験となりました。
 その両国間の交流が本年で150年という節目を迎えたことを祝して開かれた式典が7月に行われ、本学院の代表として井上校長が招待を受け出席しました。その式典には在英日本大使、前駐日デヴィット・ウォーレン英国大使などの参加もあり、日本からは“長州ファイブ”のゆかりの方々が山口県などより数十名参集しました。その3その2その1その5その4