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中3 キャリアネット講演会

中3 キャリアネット講演会2013年12月14日 08:05

 11月30日(土) 中学3年生を対象に大妻キャリアネット講演会が行われました。講演会の様子外国語系、教育系、法学系、経済系、理工系、医学・薬学系、体育・健康科学系、情報系の8グループに分けて、保護者、卒業生の方々に講演をしていただきました。各グループの講師の方々の講演をお聞きした生徒達の感想を紹介します。
◆外国語系 テーマ「英語を活かした働くには」
 講師の先生は「行動する」「勉強する」「人に会う」ことをこれから、たくさんしてほしいとおっしゃっていました。先生は中学生の時に、ホームスティをしていて、英語に関心を持ち、英語を使った、仕事に就きたいと思ったそうです。
講演会の様子 私は、中学でホームスティをしたということにも驚かされましたが、なにより、少しでも興味を持ったことを行動に移すことによって将来の夢にもつながるんだなと思いました。興味を持ったことを少し調べたりするのでもいいと思うので、少しずつ実践していきたいと思いました。
◆教育系 テーマ「臨床心理士の仕事、大妻卒業後の進路選択過程」
 この仕事でいう働くことは「考えを深めていくこと」。相談者の悩み・相談を受けたら必ず「わからない」という姿勢で「自分の解釈はこうですか。合ってますか?」と聞き返し、スタッフと相談者が一緒に考えて、お互いの考えを深めていくそうだ。また、今回のお話を聞いて、「本当に好きなこと」を仕事にして働けば、どんな仕事でも楽しくなる、ということがわかった。自分の好きなことを見極めていきたい。
◆法学系 テーマ「国家公務員の仕事について」 ―国家公務員になるには―
 今回お話をうかがつた方は「公務員は仕事が安定している分、みんなのために働きたい、環境問題の対策を立てたい、○○な社会を作り上げたいというような強い気持ちを持って働きにきてほしい」とおっしゃっていました。働くには「人の役に立ちたい」「よりよい社会を作りたい」という、自分の強い意志が必要なんだなと思いました。
 これからは自分達が、日本の社会を作る役割を担っていくことになるので、それならば、人のために、社会のために働く人になりたいと思いました。
◆経済系 テーマ「海外と結びつくお仕事」
 貿易の仕事では、「先を読むことも大事」と聞きました。輸入時間がとても長いからみたいです。確かに輸入時間が1か月、2が月かかったりすると先を読まないといけないなと思いました。あと、自分の良いなあと思った商品をお客さんが買ってくれるのは本当に嬉しいだろうな…、少し感じてみたいな…と思いました。お話を聞いていて、本当に大変そうだなと思ったものもたくさんありましたが、楽しそうだなと思ったものもたくさんありました。自分はこれをすることによって、何を得られるのか、と考えたり、自分で考えて行動するということの大切さが分かりました。お話の中で、「分からない所はしっかり人に聞くことが大切」というのが印象に残りました。勉強においても、その部分は同じなんだなと思いました。
 「自分が主役である」という言葉で、企業に雇ってもらうのではなく、自分が企業でどのようなことを得られるのかを考えた方が良いとわかった。自分一人で解決しようとせず、わからなければ人に聞くことが大切だとわかった。
◆理工系 15年後の自分 高校~大学~就職活動~社会人の流れとその時感じたこと。
 大学に行くと、「さぼるのも勉強するのも無限大」と言っていた点、大学や授業を受けるのも、遊ぶのも自分の判断で決めなくてはならなくて、自分次第で視野が広がっていく。「40年近く同じ職で働くのだから、金のためや自分のためでは続かない」と聞いてなるほどと思いました。とても自分の職業に誇りを持っていると思いました。
◆医学・薬学系 「新薬開発の仕事で社会の期待に応える」
 働くというものにもいろいろな種類があると思いました。今回お話に出てきた、モニタリングに関わっている人。まずご自身のようにお薬を開発する人、CPUのように薬を待つ患者さんをサポートする人、リハビリの人など様々な人がいました。この人達も全て「働いている人」です。人のためになる「働き方」、人をサポートする「働き方」など、理系のお仕事にどちらかというと「研究」というイメージでしたが、イメージがかわりました。
◆体育・健康科学系 「大学教員・研究職とは ―現在の職業に就いた理由・就くまで―」
 自分の好きなことについて研究することができるということにとても興味を感じ、自分は農学系に関する研究をしたいと思ったが、論文を書くことに大切な文章をたくさん読み、書くということが、自分にはとても不十分だと思うので本をたくさん読む習慣を身につけたい。でも今回の話を聞いて他の職業にも興味を持ったので、もつと多くの職業を学びたいと思った。
◆情報系 「理系文系の決定から、現在の仕事(コンピュータウィルスの解析)まで」
 私は理系とか文系、つまり分野別にすごく隔たりがあるものだと思っていましたが、企業の中には,色々なものが複合されているのだと知りました。私は将来、その複合された中で一分野だけでも信頼をもって任せられる人になりたいです。
 
 以上のように、中学3年生の生徒達も各々の講演を有意義なものと受け止め、様々な講師の方々の職業観、人生観の一部を聞かせていただいたことによって、自分の将来に夢を膨らませたようです。これからの生徒達の成長に期待したいと思います。