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高1・2 大学模擬講義①

高1・2 大学模擬講義①2011年10月20日 10:00

 今年度第1回の大学模擬講義が10月12日(水)、6時間目の特別活動時間を利用して行われました。
 今回も昨年同様、高校1年生・2年生を対象に、のべ19系統の大学学部学科からの講師の先生方を
お招きしました。身近な「映画」を導入材料にして展開される授業、日本語を使わず英語で展開される授業、「白熱教室」のように架空のテーマと条件を与えて討論させる授業、専門的な研究分野を紹介する授業などが展開されました。                           
 さまざまな問題を発見したり、学問への知的好奇心を深めることで、各学年で2学期から実施している学習プログラムをより深め、よりよい進路選択に役立って欲しいと願っております。   
 
 内容の一部を、受講した生徒の意見とともに、以下に紹介します。             
                                            
・古典【古典の楽しみ方~『西鶴諸国はなし』を読む~】                  
 大学で学ぶ古典とは、高校のそれとどのように違うのかが理解できました。文法重視から、原典資料を活用したり、隠されていることを学んだりと深く読み込むことに興味を持ちました。   
                                            
・外国語【イントネーションの不思議】                          
 英文を読むときの音調が目に見えることに興味をおぼえました。意味や状況に応じたイントネーションが身につけば、よりネイティヴに英語に近づくことが出来ると思いました。       
                                            
・国際関係【Introduction to Language】                         
 「国際関係というより言語学の講義でした。授業が英語を中心に展開され、志望大学の学部が全て英語で授業を行う大学なので、その雰囲気を感じ取ることで出来ました。」        
                                            
・史/考古/地理【シェイクスピア時代の酒場の世界】                    
 エールハウスというものの存在を初めて知りました。酒場にもいろいろな種類があることも知りましたし、庶民の生活に大きな影響を与えていることもわかりました。歴史とは暗記することではなく、比較分析することの大切さに気づかされました。そのためにも基本知識はしっかり身につけたいと思いました。                                   
                                            
・教育【学びの宝庫としての「つながり」~アニメから考える】               
 教育学の面からアニメという媒体について考察するという手法が新鮮でおもしろかったです。ジブリのアニメから引越しの様子を見て、高度成長の前後で人との「つながり」がどのように変化したかを知ることが出来ました。