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高2 保護者対象進路講演会

高2 保護者対象進路講演会2011年07月25日 12:00

1107_k_sinro_entrance.jpg 7月9日(土)、高校二年生の保護者の方に向けて、「進路講演会」が行われました。今年は大妻講堂で実施できることになり、高校一年生の保護者の方にも拡大して実施されることとなりました。講演の柱は、
①現状の進路環境をふまえた上での「親子で考える進路選択」
②昨年度(現在の大学1年生)の保護者による「受験生への保護者の接し方」 
の2つでした。
①現状の進路環境をふまえた上での「親子で考える進路選択」では、
1107_k_sinro_bene.jpg1.最近の社会の動きを見てみよう《必要とされる人材は海外に》《日本企業内でのグローバル化の動き》
2.近年の入試を読み解くキーワード《二極化》《多様化》《早期化》
3.近年の入試で求められる力《基礎力重視》《現役生中心》《教科書中心の学習》
4.伸びていく生徒とは《習うより、自ら学習する姿勢が大切》
5.保護者としての視点《健康的な生活リズムをつくる大切さ》《保護者から子どもへの「向き合い方」の提案》
などをキーワードに、受験についての「保護者の世代」と今の高校生との意識などの違い、また、近年の傾向など、丁寧に解説していただきました。
 
②昨年度(現在の大学1年生)の保護者による「受験生への保護者の接し方」では、今年度大学へ入学したばかりの卒業生を持つお二人のお母様からお話をいただきました。

1107_k_sinro_parent.jpg 「これといったやりたい仕事がみつからず、すすむべき学部が見つからない場合の大学選択の悩み」「受験期に受ける大学を絞って、本人の実力を十分発揮できる工夫をする」などのアドバイスや、受験期を迎えた子どもに親として接し方として、「食事や健康管理などの生活面でのサポート」「受験期でも普段と変わらないムードづくりをするなどの精神面でのサポート」などの話はもちろん、「子どもが育んできた勉強スタイルや、やり方を尊重してそれをサポートする大切さ」などを話していただきました。
 また、もうひとりの方は、「応援団と受験勉強の両立」や、「親が応援団の応援に徹したこと」「自らが読んで感銘した本を子どもに薦める」ことや、本人が勉強のペースを乱して勉強が手につかないときに、直接叱るのではなく、「○○していていいのかな?」と本人に問いかけることで本人の自覚を促すことなどのお話を伺うことができました。さらに、卒業生本人からの飛び入り講演もあり、保護者への感謝の気持ちを伝えておりました。
 
 今年度は講堂で開催できる運びとなり、より多くの保護者の方々に参加いただきました。また、講演会のアンケートもはじめて実施し、来年度以降、より充実した進路講演会になるように工夫をしていきたいと思っております。