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中学 合唱コンクール

中学 合唱コンクール2011年02月15日 18:52

 2月15日(火)、大妻講堂にて合唱コンクールが開催されました。
 各クラスで歌う曲を決めてから今日まで音楽の授業や始業前・放課後に練習を重ねてきました。中学生にとっては体育祭や文化祭に並ぶ一大イベントで、時には意見がぶつかり合いながらもクラスが一致団結する行事となっています。
 昨日の夜から雪国に負けないほどの雪が東京にも舞い落ち、合唱コンクール本番の朝は積雪の中の登校でした。登校すると教室で最後の練習をして、いざ大妻講堂へ。
 開会式では校長先生より「ほたるの光」を例にして、唱歌にこめられた詞の趣深さを伝えました。そして、いよいよ合唱のスタートです。最初は2度目の合唱コンクールとなった中学2年生の部です。どのクラスも、自分たちがどのように歌いたいかを考えて臨んだようで、それぞれ活発で個性的なクラスの様子が伝わってきました。次に初々しい中学1年生の部です。初めての合唱コンクールで、さまざまな場面で戸惑いもありましたが、音楽係やパートリーダーを中心に練習を進めてきました。入学してからいろいろな学校行事をともにしてきた今のクラスでの締めくくりの行事ということもあって、皆一生懸命に歌うことができました。最後は、貫禄十分の中学3年生の部です。課題曲「旅立ちの日に」は、素敵な詞が並ぶ有名な卒業ソングですが、その歌詞にそれぞれのクラスでの思いを込めて大妻講堂に素晴らしい歌声を響かせていました。同じ「旅立ちの日に」でも異なった音色に聞こえてくるものですね。自由曲も同様で、後輩たちは大いに魅了されました。
 各クラスの合唱が終了すると、中学音楽部による合唱です。一人ひとり表情豊かに歌い、温かい拍手が送られました。そのあとは教員合唱です。普段見られない先生方の熱唱ぶりに生徒も感激していたようです。最後に全員で「翼をください」を歌い、音楽の先生より講評がなされ、審査結果が発表されました。1位になった喜びで涙を流す生徒、達成感や充実感に浸って思わず涙があふれる生徒、悔しさで涙がこぼれてくる生徒・・・。その「涙」は青春の1ページとなったことでしょう。
全体合唱「翼をください」音楽部合唱の様子