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高2 保護者対象 進路講演会

高2 保護者対象 進路講演会2010年07月11日 16:07

 7月10日(土)、高校二年生の保護者の方に向けて、「進路講演会」が行われました。
 講演の柱は
①「現在の大学入試状況」と「保護者に知っておいてほしいこと」
②昨年度卒業生(現在大学一年生)の保護者による「受験生への保護者の接し方」

の二つでしたが、高校生活の中心である二年の夏休みの過ごし方を展望し、将来へ向けてよりよいかたちで進路を考えてもらおうという目的でお話をいただきました。

現在の大学入試の状況は・・・①「現在の大学入試状況」と「保護者に知っておいてほしいこと」では、
1.社会環境の変化について《脱学歴》・《基礎学力》・《英語力》・《挙手力》
2.現在の大学入試状況について《安全志向・現役志向・》・《資格志向》・《都会志向》
3.第一志望校に向けて《学校中心・授業中心》・《学習習慣》・《進路意識》
4.その他 入試スケジュールと奨学金、学習時間の全国平均との差、受験生への切り替えチェック、やってはいけないこと
などをキーワードに、受験について保護者の世代との意識の違い、近年の傾向など、丁寧に解説していただきました。

 
保護者の方のお話①②昨年度卒業生(現在大学一年生)の保護者による「受験生への保護者の接し方」
では、今年度大学へ入学したばかりの卒業生を持つお二人のお母様からお話をいただきました。
 
「子どもの帰宅がほぼ午前様になるので、睡眠時間の確保が重要」
「マークミスでパニックになったことも」など、現実体験を振り返ってのお話、
「本人の気分の波と関係なく、親として振舞うことが結果的によかった」「親もがんばっている姿を見せ保護者の方のお話②
た」「家族は常に味方でいるという安心」「兄弟や他人と比べない」「本人がわかっていることを言わない」など、ちょっとした心遣いで改善できることのほか、
「あまり良好でなかった父親との関係が、受験期になって改善した」など、受験が家族の絆をもつくる行事であることを再認識させられるような、興味深い話を聞くことができました。質問の時間にも、予備校とのつきあい方など実際の経験から言えることなど多くの考えさせられるお話をうかがうことができました。
 
 今年度は用意できる部屋の関係上、申し込み時に定員を設けさせていただきました。希望したのに参加できなかった皆様には、大変申し訳ないことをいたしました。来年度以降は、希望される方全員に来場いただけるよう工夫をしていきたいと思っております。