入学式2008年04月08日 18:48
4月8日(火)、大妻講堂において、平成20年度中学入学式が行われました。
春の嵐の中という大変思い出深い入学式になりました。
きっとこの日を新入生は忘れないことと思います。
新入生保護者の皆様におかれましては、お嬢様のご入学おめでとうございます。お足元の悪い中にも関わらず、大勢のご家族の皆様にもおいでいただき、誠にありがとうございました。天候とは対照的な新入生の晴れやかな表情に私たち教員一同も安心いたしました。
これからの大妻での生活をぜひ楽しんでいただけたら幸いです。
以下に中学入学式における新入生代表挨拶を掲載いたします。
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大地に恵みをもたらす春の雨が降る今日、私たち300名の新入生は、歴史ある大妻中学校の入学式を迎えることができました。
本日は、私たち新入生のために、このような素晴らしい入学式を行ってくださり、ありがとうございます。
私たちは、創立100周年という記念すべき年に大妻生の一員となれたことを、本当に嬉しく、誇りに思います。
私は、たくさんの友だちがいた、思い出のつまった小学校を卒業して、少しさびしいですが、
それ以上に、これから始まる中学校での新生活へのあこがれと期待で、胸がいっぱいです。
新しく学ぶ中学の授業や学校行事、クラブ活動は、今からとても楽しみです。
そして、何よりも明るくきれいな校舎で、いろいろな地域から集まった新しい友だちと出会い、ともに学べることにワクワクしています。
私たちは、100年もの長い歴史の中で受け継がれてきた「恥を知れ」の精神と伝統を大切にし、しっかりとした行動がとれる、素敵な大妻生になれるように努力していくつもりです。
先生方、上級生の皆様、不慣れな私たちですが、温かい目で見守り、ご指導してくださいますよう、どうぞよろしくお願い致します。
同じく在校生代表歓迎の辞も掲載いたします。
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ごきげんよう。色とりどりの花が咲き、頬に当たる風もさわやかな季節となりました。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
受験を乗り越え、今日、ここに入学式を迎えられる皆さんは、希望と期待に満ちあふれていることと思います。皆さんの輝く瞳を見ていると、二年前、私も真新しい少し大きめの制服を身につけ、晴れ晴れとした気持ちで入学式に臨んだことが、昨日のことのように思い出されます。
私は、大妻の明るくきれいな校舎で、仲間とともに学ぶことがとても楽しみでした。その一方で、受験勉強とは違う中学の授業、初めての電車通学、部活動での先輩との上下関係など不安もありました。でも大丈夫です。安心してください。私たち上級生も同じ思いを体験し、それを乗り越えて今日を迎えているのです。先生方もみなさんを優しく助けてくださいます。不安に負けそうな自分を励まし、壁を作らず、自分からいろいろなことに挑戦してみてください。きっと、勉強の面白さを知り、新しい友達ができ、そして新たな自分の才能を発見することでしょう。
皆さんは、今、中学生という新たなステージに立ちました。これまでの自分の殻から抜け出し、新しい自分を作っていくスタート地点に立ったのです。大妻には体育祭、文化祭など大妻ならではの様々な行事があります。皆さんがそれらの行事に積極的に挑戦して、立派な大妻生となっていくことを楽しみにしています。私たち上級生も応援します。大妻生として一緒に有意義な学校生活を送っていきましょう。