OTSUMA JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

学校案内

教育ビジョン

 はじめまして。校長の梶取弘昌です。私は中学高校と男子校で学び、その母校で長く教鞭をとってまいりました。このたびご縁を得て、大妻中学高等学校の校長に就任致しました。男子校から女子校へと大きな環境の変化ではありますが、子どもたちを育てるという意味では変わりません。未来を担う子どもたちのために私ができることをしていきます。

教育ビジョン

 子どもたちは皆素晴らしい「種」を持っています。一人ひとり異なるその種は、かけがえのない「財(たから)もの」です。本校では、個性と可能性の源である種を大切に育ててまいります。その種から、どのような花が咲き、どのような実がつくのか、子どもたちとともに教員も楽しみにしています。

 教育は大妻の6年間で完結するわけではありません。子どもたち自身がかけがえのない大切な存在であると自分を信じ、6年間で学んだことを礎にそれぞれの道に進んでほしいと願っています。一人ひとりが信念を持って進んで行けばそれが正しい道となります。「出る杭」になることを怖れてはいけません。
 大妻の卒業生は、現在もいろいろな世界で活躍していますが、今後は女性の力がますます必要になる時代がやってきます。殻にとじこもっていてはいけません。失敗や挫折をしたことがない人は、新しいことに挑戦したことがない人です。異なる価値観とぶつかり合い、磨かれ、自分の「財もの」を育む。子どもたちが輝きをもって世界に羽ばたく日を楽しみにしています。

大妻ビジョン50

自らの学びで自らを育み
世界に羽ばたき生涯にわたって世界で活躍できる女性を育てます

「50」という数字には、変化の著しいグローバル時代にあっても、今後50年にわたって勤労を通して社会貢献してほしいという意味、人口減少や少子高齢化などさまざまな問題の噴出が予想される「2050年」問題への備え、さらには創立者大妻コタカの没後50年が過ぎたことが含意されています。

女性が活躍できる社会は、すぐそこまで来ています。大妻の生徒たち、そして未来の大妻生たちが、その実現に貢献すると信じています。そのためには心身共に足腰を鍛え「心の窓」を大きく開き、社会・人々と触れ合い、自らも豊かになり触れ合った人々も元気になる、そのような生き方をめざしてほしいと願っています。
 これからの時代は、生涯にわたって社会と繋がっていく時代です。大妻中高の6年間で基礎を学び、応用し、世界で活躍する準備をしてまいりましょう。