OTSUMA JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

大妻の教育

新しい指導

アクティブラーニング

課題解決能力を高める
21世紀型教育

問題に対し、情報を組み合わせて納得解を導く力が求められる現代、 未来予測が困難で不確実な21世紀社会をしなやかに生きる女性を目指して、創造性を育て、情報の処理能力や編集力を磨いていきます。

実践例

風刺漫画を読み解き、英語で伝える!

– 高2英語表現Ⅱ –

1コマ漫画の描写と、そのメッセージを読み取り、伝える活動をしました。 2種類の1コマ漫画をペアのそれぞれが持ち、絵を共有した後、その漫画がもつメッセージを英語で伝えました。想像力と、頭の中の考えを言語に落とし込む力が求められます。最終的には早稲田大学の入試問題に挑戦しました。1枚の絵からメッセージを読み取るには、自分の中の様々な情報をまとめる必要があります。高校生の知力に応じた新聞の社会風刺漫画を使用しているので、時事問題への知識も欠かせません。それらの情報を組み合わせ、自分なりの答えを出し、周囲と共有することで課題解決能力や協働の精神が養われます。

実践例

アフリカでどんな事業をしたらいい?

– 中1地理 –

今年は「アフリカで行える新しい事業」を考えさせる授業を行いました。教科書ではアフリカの過去や現在を主に学びますが、その知識を踏まえてアフリカの将来を考えるような位置づけです。アフリカの人々の生活水準を向上させ、利潤を生みだせる事業を班5~6名で考え、まとめ、クラスでプレゼンさせました。プレゼンの後、生徒一人ひとりが「どの事業に投資したいか」を決めましたが、これは生徒同士での評価を行い、さらにどのようなプレゼンが効果的なのかを学ぶことが目的です。協力しながらアイデアを出し検討する力や、アイデアをまとめ他者に伝える力は、生徒たちの今後にとって必ず役立つものになると考えています。

ICT

ICT 教育を支える環境
知性と品性を備える女性を育てる大妻では、これからの情報社会を率先していく能力の一つとしてICT活用力を大事にしています。
本校は、日本教育工学協会から「学校情報化優良校」の認定をいただき、日常的に授業や活動で使うICT機器の整備を進めてまいりました。全教室に電子黒板機能付きのプロジェクタが完備され、 2018年からは生徒1人一台のタブレットパソコンを導入しました。同時に、入学時には生徒全員にアカウントを付与し、情報社会の中でICT機器やネットをどう有効に活用するか、自分のスマートフォンやタブレットPCの効果ある使い方などを日々の学校生活や学習の中で実践体験しています。中学生の時からクラウドを日常的に使いこなし、教員からの課題の配布や提出などはクラウドを使っておこなわれています。デジタル教科書も使っており、文部科学省の「デジタル教科書実証検証校」として指定をいただいております。
高校生は、プログラミング、プロジェクションマッピング、量子コンピューターやAI、3Dプリンタなど、これから社会で必須となる内容を取り入れたを授業をおこない、生徒の将来の視野を広げています。

日常的にICTを活用

学校情報化優良認定校

授業や行事で日常的にICT機器を活用する生徒の姿勢や、支援する教員や体制の充実、校内のICT機器環境の整備などが認められ、2018年から、都内で2校目の「学校情報化優良校」に認定されています。最先進校として、全国から教育委員会、小中高校の視察を受け入れています。

授業「情報と社会」

高校 2・3年生

未来へ飛び立つ生徒のために

情報社会がどのようなしくみで成り立っているのかを理解した上で、どのように情報を取捨選択し活用していくのか学習していきます。通常の授業内容に加え、ドローンを活用したプログラミング学習、AIや量子コンピュータを知る特別講座など、10年後の社会を見越した授業をおこなっています。
AI 開発や
プログラミングの講習

中1~中3土曜講座 /
高1・2講習

自分の世界を広げる挑戦

通常の授業とは別に、土曜日の午後や長期休暇の時期に、興味をもっている生徒を対象にプログラミング講座をおこなっています。ビジュアル言語からJavaScriptやPythonなど様々な言語を使用しアルゴリズムを学習していきます。基礎を一緒に学んだあとはみんなで課題を設定し解決のためのプログラミングをすすめていきます。ひとりひとりでの活動に加え、学校という場だからできる協働での課題解決を大切にしています。またプロジェクションマッピングなどアートを取り入れた講習もおこなっています。

特別授業

授業の一環として、1年に数回、最先端の企業から現在の状況を生徒にお話ししてもらう機会をつくっています。毎年行っているものとしては日本郵便をお招きし、郵便事業におけるロボットやドローンの活用の最新情報、日本郵便のロボットを開発している企業の方のお話を聞く機会もあり、ロボットを開発するにあたり生徒の意見もたくさん取り入れてくださっています。自分たちの声が開発にいかされているのはとてもわくわくするものです。また、AI・ロボット・情報システムなどの先駆者たちから生の声がきけるのは刺激的です。