OTSUMA JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

大妻の教育

グローバル教育

高校では、実際に英語圏に行き、自分の英語力を試す海外研修プログラムがあります。
現地の学生との交流を通じて英語力を伸ばすだけでなく、様々な価値観に触れ、国際感覚を身に付けていきます。

学期留学

高校1年生の3学期にオーストラリアの現地の女子校で学習するプログラムです。
メルボルン郊外の私立女子校にてターム留学を実施します。クロナード・カレッジとロレート・カレッジの2校と提携しています。
ホームステイをしながら、カレッジの生徒として現地高校生といっしょに通常の授業を受けます。
高校1年生の希望者から数名が3学期を現地で過ごします。
費用は東京都の留学支援制度により、50万円の援助が受けられます。
大妻の3学期の授業料も免除します。また、帰国後はそのまま高校2年生に進級できます。

クロナードカレッジ

オーストラリア、ジローング(メルボルンから車で約1時間)にある1956年創立のカトリック系私立女子校です。生徒数は中学生〜高校生(7〜12年生)で約900名です。青々とした芝生が広がる中庭、ゆったりとした2階建ての校舎、敷地中央には創立当時から変わらぬ煉瓦と石造りのメインオフィス等々閑静な住宅地に静かにたたずむ落ち着いた雰囲気であるとともに校内の施設が充実しており、生徒たちの活気に溢れています。「ハウス」システムでの生活の中で多くの行事をハウスごとに取り組むことで学年を越えた協調性や団結力も養っています。

ロレートカレッジ

オーストラリア、バララット(メルボルンから車で約1時間30分)にある1875年創立のカトリック系の私立女子校です。生徒数は中学生〜高校生(7〜12年生)で約850名です。緑に囲まれ自然豊かな敷地内には、まるでお城のような校舎や、現代的な建築様式の学習センター、劇場・音楽スタジオ・ダンススタジオ・教室・マルチメディアラボを擁するパフォーミング・アート・センターなど充実した施設がある伝統的な学校です。また、一人一人を評価し、精神面・学習面共に育み、国際的に活躍できる女性を育成することに力を入れています。

海外研修プログラム

英国セミナー

高校1、2年生を対象に、「女子のイートン・カレッジ」としてその名の知られる英国名門女子校チェルトナム・レディースカレッジでの海外セミナーを実施しています。世界に優秀な女子生徒を輩出し続けているアカデミックな雰囲気あふれる校舎で研修をしていただき、多くの刺激を受けることができます。午前中は英語の研修を受け、午後は英国文化に触れ、美術や体育、街に出て住民との交流など、多彩な魅力にあふれたプログラムとなっています。名だたる大学に進学したカレッジの卒業生が寮に同宿し、交流をしてくれることも大変好評です。

研修先

イギリス
チェルトナム・レディース・カレッジ

期間

2019年7月22日~8月6日(15日間)

参加人数

25~30名

セミナースケジュール(予定)

1日目日本出発。ヒースロー空港到着後、バスでチェルトナムへ。
2日目オリエンテーションおよびクラス分けテスト。
3日目午前中の授業終了後、グロスター大聖堂見学へ。
4日目チェルトナム・レディースカレッジツアーに参加。
5日目オックスフォード大学の見学やキャンパス周辺の散策。
6日目ファッションショーのアクティビティに参加。
7日目ロンドンへ移動。市内観光と夕食後チェルトナムへ戻る。
8日目午前中の授業終了後、陶芸を体験。夕食後は映画鑑賞。
9日目朝食後にバースへ出発。市内観光。
10〜11日目各自の特技を披露するショーの準備と発表。
12〜13日目授業後は、帰国準備や買い物へ。最後に修了式・表彰式。
14〜15日目ウィンザー観光後、ヒースロー空港から日本へ帰国。
オーストラリアセミナー

高校1年生を対象に、学期留学の受け入れ先でもあるオーストラリア・メルボルン近郊の私立女子校クロナード・カレッジでセミナーを実施しています。現地の生徒と一緒にドラマやフィットネスといった授業を体験することが最大の魅力です。同じ十代の女子校生同士、言語と文化の壁を越え、和気あいあいと交流を深めます。他にも、オーストラリアの文化、アボリジニの歴史を学び、感じることのできる現地密着型のプログラムです。宿泊はホームステイで、日本ではできない貴重な生活が体験できます。さらに、メルボルン大学の見学も組みこみ、海外大学を含めた幅広い可能性を考える機会を設けています。

研修先

オーストラリア
クロナードカレッジ

期間

2019年7月23日~8月5日(14日間)

参加人数

25名

セミナースケジュール(予定)

1日目成田空港から直行便でメルボルンへ(機内泊)。
2日目メルボルン市内を観光後、研修地へ。ホームステイ開始。
3〜4日目ホームステイ先のホストファミリーと過ごす。
5日目ESL(English as a Second Language)クラス受講開始。
6日目ナラナクリエーション訪問。アボリジニの文化を学ぶ。
7日目ESL クラス受講後、現地授業体験や交流活動に参加。
8日目メルボルン大学を訪問。キャンパス見学や大学生と交流。
9日目ESLクラス受講後、現地授業体験や交流活動に参加。
10〜11日目ホームステイ先のホストファミリーと過ごす。
12日目ESL クラス受講後、さよならパーティーの準備と実施。
13日目野生動物公園や開拓時代のテーマパークで校外学習。
14日目メルボルン空港から日本へ帰国。
UCL-Japan
Youth Challenge

日英から約80名の生徒が集まり、大学の授業を聞き、そして社会課題を討議するこのプログラム。本校からは毎年4名の生徒が参加をしています。アカデミックな刺激に満ち溢れる10日間で、ケンブリッジ大学、UCLという世界トップレベルの大学キャンパスで実際に最先端の講義を聞き、さらに社会課題を討議します。このプログラムを支えてくれるのは現地の教授と大学生のボランティアスタッフの方々で、彼らの話を聞き、ディスカッションを一緒にすることで、世界の教育の熱に直に触れ、海外進学を含めた様々な可能性にチャレンジする意欲に火が付きます。

研修先

ケンブリッジ大学、
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)

期間

2019年7月19日~7月29日(11日間)

参加人数

4名

特色あるプログラム

UCLでの社会課題探求 プログラムの中心はグランド・チャレンジと呼ばれる社会課題探求です。 2019年度のテーマはAccessibility – Robotics and Sports。参加者にはテーマに沿って4月から課題が与えられ、その課題探求に取り組み、現地では日英の生徒が混ざってともに討議を行います。異なる文化背景を持つ高校生が自分ごととして積極的に課題解決に向けて意見をぶつけ合い、プレゼンテーションをし、そして最後はともに称えあい、輪になって成功を祝う姿が印象的です。

アメリカ西海岸・
リーダーシップセミナー

高校1、2年生を対象に2018年度にアメリカ・シアトルでリーダーシップ研修を開始しました。ボーイング、マイクロソフト、アマゾンという世界を代表する企業や世界でもトップレベルのワシントン大学の研究室を訪問します。さらに、社会人の人材育成を行う現地シンクタンクに高校生向けのワークショップを行っていただき、アメリカ社会、先端技術に関する見識を深めるとともに、プレゼンテーションのトレーニングを受け、グローバル時代に必要とされるリーダーシップを磨きます。宿泊はホームステイで、異文化の生活を体験しながら、コミュニケーションの実践をします。

研修先

アメリカ
シアトル・GPI USA

期間

2019年7月23日~8月2日(12日間)

参加人数

20名程度

特色あるプログラム

多様な企業・大学訪問 このプログラムの目的は最先端の世界を知り、その熱に触れ、グローバルな視点でキャリア像を育成することです。企業や大学を訪問では、実際に最前線で活躍する方々に会い、新しいことに挑戦することの可能性と楽しさ、そして失敗の大切さを教えていただきます。参加生徒も手を挙げて多く質問をし、議論に積極的に参加する様子が見受けられます。10年後、20年後まで思い出し、大切にしていくだろう言葉やメッセージ、刺激が詰まっているプログラムです。

中国語講座

大妻女子大学の協力により、中1から高1の希望者を対象にした年8回の中国語講座を開講しました。大学生が使用する中国語の入門書に沿って、北京大学出身の教員が生徒の自主性を引き出しながら授業を進めます。英語以外の外国語に触れる貴重な機会です。

模擬国連

学生が国連加盟国の大使に扮し、世界が直面する課題の解決に向けて議論を行う模擬国連。本校は国内最大級の会議を主催するなど、首都圏の模擬国連の中心校となっています。本校からも1年間で70名以上の生徒が各種会議に参加し、学校の垣根を超えて他校の生徒とともに議論し、切磋琢磨しながら活動に取り組んでいます。2019年の全日本高校模擬国連大会では初出場ながら優秀賞に輝き、ニューヨーク国際大会への日本代表派遣が決まりました。

国内イングリッシュキャンプ

国際理解教育の一環として3月に行われる、中1全員参加の行事です。都内の研修施設に通う形式で、昼食時間も含めた1日半を、オールイングリッシュで過ごしていきます。生徒10人程度に1人配置されたネイティブ教員は国籍も様々で、文化的な背景も豊かです。学んだ英語を使ってのプレゼンテーションで行事を終える頃には、生徒の表情に輝きが増していることが実感できます。