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英国セミナー(11)

 今回のセミナーの実質的な責任者であり、授業やアクティビティの方向性や具体的な内容を決めているのが、ジュディ・パーマー先生です。チェルトナムレディスカレッジで様々な外国語を教えていらっしゃいましたが、数年前に定年を迎えご退職。その後、こうした国際交流事業に力を入れ、大妻の英国セミナーを始め、多くの企画に関わっていらっしゃいます。アカデミックな先生ですが、とにかくパワフル。精力的に動き回り、スタッフに檄を飛ばし、遠足では先頭を切って歩いていたかと思うと、生徒の安全を守るために横断歩道に立ってくれている。生徒たちに真剣にお話をしてくれることもあれば、大袈裟な身振り手振りで笑わせてくれもする。とにかく生徒が大好きで、生徒たちの力をどう伸ばそうか、いつも考えている先生です。そんなジュディ先生が今年取り入れたのが、moodleというe-learningソフトでした。各回の授業ごとに、扱った資料や動画が置かれており、後で見直したり、より発展的に自学ができるように工夫されています。生徒はここにログインし、取り組むように指示を受けました。
 さて、こうした授業も今日で終了です。最後の授業では、今回の英国セミナーの成果と、今後どのようなゴールを目指したいか、スピーチが行われました。2週間前、小さい声で遠慮がちに話していた生徒たちが、堂々と、早いスピードで、多くの量を一気に話せるようになっており、明らかに英会話の力がついたと感じました。毎日のリフレクションで書いている文章の量もどんどん増え、さらに、スタッフからの指示の聞き取りや、こちらからの話しかけも自然に行えるようにななりました。
夜には、皆正装しおしゃれをして、お別れディナーを頂きました。ハウスとは異なる会場でのフルコースです。習ったばかりのマナーで、気取って頂きましたが、最後はどのテーブルも、大妻生らしく、笑い声とおしゃべりに花が咲きました。
その後行われた卒業式では、授業の成果として、舞台の上でダンスやドラマ、スピーチが披露されました。一人一人修了証をもらい、先生方のお話を聞くうちに、生徒たちの目に涙が溢れました。先生方は、この2週間の生徒たちの努力を称え、勇気づけてくださったのです。スタッフとして支えてくださったチェルトナムの卒業生も交え、たくさんの笑顔とあたたかい涙に満ちた式となりました。
 セミナーを終えるにあたり、生徒のリフレクションノートには、どのような感想が書き留められたのでしょうか。国籍や育った環境は違っても、人と人とのあたたかい繋がりの中で、「この人の話を聞きたい」、「この人に伝えたい」、その思いがコミュニケーションへの強い意欲になることを実感できたのではないかと思います。
 明日はウィンザー城を見学し、いよいよ帰国となります。この夏の貴重な体験により、生徒たちの未来がより一層豊かなものになるよう、願ってやみません。