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模擬国連開催「国連防災世界会議」

12月26日、27日に模擬国連会議を主催し、37校から約400名の生徒が参加をしました。

会議に際して、高1の生徒を中心に研究チームを作り、9月から60ページに及ぶ議題解説書の作成にあたりました。
後述の専門家の皆様に「高校生のレベルを超えた驚くべき素晴らしい研究」とこの議題解説書を評していただきました。

開会式では、国連防災組織(UNDRR)駐日事務所、東北大学国際科学研究所の方よりZoomでメッセージをいただき、さらに、内閣府防災担当の方々やJICA防災グループ長が見学にいらっしゃり、会議のレビューをしていただきました。

実際に国際防災に携わるこれらの皆様にご関心と応援をいただき、これまでにない大きなプロジェクトとなりました。

今後も大妻の模擬国連を活性化してまいります。ぜひご注目ください。

<プロジェクトメンバーの声>
今回の会議は「国連防災世界会議」、いわゆる「防災」が議題とでした。

一言で「防災」といっても、災害の種類、経済状況、宗教、国民の意識など、国によって異なる様々な要素が隠れており、非常に深い議題です。
このような複雑な観点も意識しながら2日で決議をまとめるのは簡単なことではありません。

私も、最初の頃は初めて会う人たちの中で、担当国の主張をするのに必死でした。しかし、経験を積むにつれて、議論の整理の仕方や交渉術を身に着け、模擬国連の魅力に引き込まれていきました。

今会議に参加をした皆さんも、状況の違う相手と話す難しさ、一つのゴールをみんなで協力して目指す魅力を感じてくれたのではないでしょうか。

また、今回の会議は、UNDRRや内閣府など、実際に防災分野において活躍されている方々にも関わっていただき、模擬の範囲を超えた学びのある会議になりました。

模擬国連活動をしていると、大会に出ること、賞や評価をもらうことが目的になってしまっているように感じる時があります。 国際平和のための会議が、相手を打ち負かすゲームのようになってしまってしまうこともあります。

しかし、「世界の学びが中高生を変える・中高生の学びが世界を変える」、そんな模擬国連にしたい、その思いをもって私たちは今会議に取り組みました。

一個人としてこんな素晴らしい会議に携われて良かったと思える、そしてこのような雰囲気が広がってほしいと思えるそんな模擬国連でした。