OTSUMA JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

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校長先生のお便り

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~ 模擬国連 ~

久しぶりのお便りです
前回のお便りから書きたいことがたくさんありました
今回と次回に分けて、生徒たちの活躍をお伝えします。

12月26日〜27日、本校主催(渋谷中学高等学校共催)の模擬国連会議が開催されました。多くの会場で大妻の生徒が運営、議事進行を務めました。それぞれの会場で議長団は見事なまとめ役を演じていました。

例年、この模擬国連冬大会は賞を設定していません。全員で同じ舞台に立ち、完全燃焼して、お互いをたたえあい、後輩にバトンをつなぎ、結果としてこの会議が世界の人々の幸せにつながればと思っています。

英語力を競うのではなく、英語を通して今起こっている問題を深く掘り下げ、考えます。集まった約400名の生徒たちは、2日間の議論を通して様々なことを学んだと思います。「未来の世界」を考える素晴らしい機会でした。

私もこの二日間、生徒たちから「学び方」を学びました。
教えるのは先生だけではありません。生徒も先生です。
そのような素晴らしい会でした。

60ページの大部にわたるバックグラウンドガイド(BG)は大妻生の手づくりです。今回の大会を見守ってくださった内閣府の皆様、JICAの方からもお褒めの言葉をいただきました。このBGの巻頭の挨拶を紹介します。
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問いの繰り返しを通じ、自分を省み、模擬国連以外にも還元される成長を遂げることができる
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生徒が挨拶の中で書いた言葉ですが、私を含め、すべての大人がこのような気持ちを持ち続けたいですね。

また来年も、この時期に模擬国連が開催されます。
大妻の生徒だけでなく、参加した生徒の新たな成長を見るのが楽しみです。

この生徒を含め、4名の生徒が11月の全日本高校模擬国連大会に出場し、素晴らしい成果を収めました。

来年が、この文章を読んでくださっている皆さんにとって
素晴らしい年となることを祈っています。

大妻中学高等学校
校長 梶取弘昌