OTSUMA JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

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教員たちのアツイ夏会議

7月7日、生徒たちは中高ともに午前はテスト、午後帰宅となっているこの日、国語、数学、英語の教員たちが集って、中学生の学力推移調査の結果について、まとまった午後の時間で大妻生の現状、トクイ不得意、成績の伸び推移学力が上昇することと相関のある学びとは? 等、業者模試の結果や、生徒アンケート他校比較数値、過年度比較、経年での学年生徒の生徒成績を眺め、把握する機会を持ちました。進路指導部のリードによるものです。

従来は、高校での進研模試等のデータを職員会議で共有することはありましたが、生徒は6年かけて伸ばしていくのだというので、今回は中学3年間を把握し、課題や今後に向けた指導や課題の与え方について、手がかりをつかもうとする動きです。
全体での共有会のあとは各教科や各学年教科にわかれての議論、仮説やら意見やら活発な協議ができ、全体への発表、共有が行われました。
生徒が夢中で期末試験の勉強をしている頃、教員たちも必死で様々な背景をもった生徒たちの個々の学力をどうやって 伸ばそうかの解が一つではない難題に取り組んでいたわけです。
夏休みのもう少し余裕の時間があるときに、こんな相関データも見に行くといい、等。
進路部からのヒントも多くいただけたと思います。先生がた、お疲れ様でした。

東京は感染数も大きく増やし、また緊急事態宣言となりますが、なんとかテストを無事終えて、生徒たちも自らの一学期の振り返りをこのタイミングで行い、不自由の増える夏休みではあるけれど、自宅でしっかり2学期以降の自分を伸ばすために仕込みをしてほしいです。
ちょうど七夕でもある今日、生徒の学力伸長は短冊に願うだけでは無理で、教員と生徒両方の努力あってこそ、のちの大輪の花につながると思います。

校長 成島由美