順調に二学期スタートがきれて、部活も通常授業も感染対策を講じながら不自由が多い中でもなんとかのりきりつつあります。
毎日毎日今日も大丈夫だった、、、と薄氷の上を歩いているような思いです。
そんな中でも「社会とつながる」みらい科でもこだわる学びを高校の情報の授業で、3年生全員に届ける試みを行いました。
ZOZOテクノロジーの野口さんのお話、事前に生徒は課題にも取り組み「文系AIになる」の著書でもおなじみの彼の話を興味深く聞いた生徒も少なからずいたことでしょう。今回はウェブ配信での授業形式になりました。
授業の中で野口氏に絶賛コメントをもらった生徒の事前課題も見事でした。
社会の問題を自分事としてテクノロジーを活かしていかに解決するか、これからの時代を生き抜くうえで大切な観点だと思います。

コロナで仕事を失ったのは働く女性の5割以上を占める派遣社員やパート社員等、非正規労働者が中心。
フルタイムの労働者であっても女性の平均給与は男性の7割といいます。
また母子家庭の困窮は根深い問題で、食事の回数を減らして耐えしのぐといったデータもありました。
女子校での学びはこういった現状を踏まえ、未来を生きる上で困らない、女子であることを忘れてしまうような武器を渡していくことにも意味を持つと思います。
コロナ禍でもIT,AI,テクノロジー分野は雇用も株価も強いことがわかっています。
ひきつづき社会の最前線の学びを生徒に届けていきたいと思います。

校長　成島由美