世間はアメリカの中間選挙報道の一色ですが、本日大妻は生徒会の役員選挙です。
職員室前の3階ラウンジ前には沢山の立候補者たちのポスターが並び、挑戦者、応援者たちの気概を感じることができて清々しい思いです。
講堂での立候補者演説はもちろん、応援演説にも聞きごたえがあります。
「もっと大妻生の個性を引き出したい！！」
「タブレットを使いこなすことで、一人ひとりの意見や思いを反映したい」
「去年の公約はこんなふうに果たしているから信用してほしい」
何気なく過ごす学校生活について、疑問をもったり、もっとこうしたいと提案を掲げ実行に移すなど、これから世の中を渡るうえでとても大切な経験です。
流されるのでなくムーブメントを起こせる人になってほしい。
今の舞台は限られた「学校」という範囲だけれど、きみたちの可能性は無限大。
だから、ここで型を覚えたら舞台を地域や国家という単位に移して、大いに活躍してほしいと願っています。
まだ日本では女性総理大臣は残念ながら出ていません。校舎から国会議事堂を眺められる希少な学校として、ぜひこの中からあの場所へ一人でも多く輩出したい、、、と野心を抱きつつ演説を愉しんだ日でした。

校長　成島由美