18日には大妻高校の卒業生で現在大学4年生の13名の教員の卵が学校に戻り、教育実習のガイダンスを受けました。そこで、つい4年、5年前まで大妻生だった先輩たちに大妻中高での日々をお一人おひとり振り返っていただき、大妻のよかったこと、身についた力、大妻で足りなかったこと、課題などをそれぞれ出してもらいました。

プラス評価の大妻で身についたこととしては

・粘り強さ
・友達を大切にする
・リーダーシップ
・チャレンジ精神
・地道な努力
・メンタルの強さ
・広い学問
・時間やタスクのコントロール
・自立精神、自ら率先してやる
・上下関係
・自然と礼儀、敬語が身についた

などなど世を渡るうえで大切なことを身につけられたことを出しておられました。

一方、大妻で足りないこと、身につかなかったこととして圧倒的に多かったのは

・男性の視点
・男性との距離感
・男性の考え方

など異性との関係性は女子高であるが故、いろいろいま共学に皆さん進まれて戸惑うことも多かったようです。
他にも

・多様な価値観に触れる
・学外のネットワーク、人脈
・ダイバーシティ

という、学校の居心地のよさ故、外への関心、外との交わりなどが不足しているなどの課題も指摘されました。これからは卒業生の「これはあったほうがよかった」を真摯に受け止め、他流試合や外の生徒や教員、大学との連携、企業との連携など 学校をもっとひらいていきたいと思います。

卒業生のみなさん、ありがとうございました！

校長　成島由美