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大妻3校合同 SDGs弁当会議を行いました
8月28日(水)、大妻多摩中高、大妻中野中高、本校の大妻3校合同で模擬国連を行いました。
今会議では「文化や国境を越えて、世界中の皆が幸せに食べられるSDGs弁当を考える」というミッションのもと、お弁当のメニュー、そのお弁当をつくることで達成されるSDGsの取り組みについて議論しました。
今回が模擬国連デビューという生徒が各校から多く参加し、最初は緊張している様子だった初心者の生徒たちも、会議が進むにつれてだんだんと積極的に議論に参加し意見を言う姿も見られ、とてもよく頑張っていました。
また、経験者の生徒たちの自国の意見をただ主張するだけでなく、異なる意見を持つ大使が集まるグループに出向き、交渉する姿は非常に頼もしく見えました。
会議の運営、進行、監督を担当するフロントも、本校高2の4名が一生懸命務めてくれました。
お昼休憩には大妻多摩の生徒が交流会を企画してくれ、とても楽しいひとときになったようでした。
今回、大妻3校合同で模擬国連を開催できたことには大きな意義があると思っています。このSDGs弁当会議をきっかけに、多くの生徒が模擬国連に、そして世界が抱える国際課題に少しでも興味を持ってくれたらいいなと思います。
<参加した生徒からのコメント>
ごきげんよう。
私は今回初めて模擬国連に参加しました。
模擬国連の流れやルールを理解することからのスタートだったので、最初はとても不安でしたが、実際に他国の大使と会話をしたり、自分の国の不利益にならないようにと試行錯誤したりするうちに不安は薄れ、時間が経つのがあっという間に思えるほど没頭していました。
私はウクライナ大使でした。ウクライナ料理のなかでも馴染みのあるものを選んだり、宗教的な理由で肉を食べられない人でも美味しく食べられるように、大豆ミートを使ったりと皆が美味しく安く食べられるようなお弁当を提案しました。
一番苦労したことは、準備段階でのリサーチです。事前に自国の立場や関連する国際問題について徹底的に調べてから本番に挑みました。リサーチしてきたことを詳しく説明することによって議論が深まるとともに、自分の意見に自信を持つことができたので良かったです。
交渉や連携の場面では、協力することが重要だと感じました。異なる国々がどのように利益を調整し、共通の目標に向かって妥協点を見つけていくのかを目の当たりにし、実際の国際関係の複雑さを体験できました。この経験を通じて、国際的な問題解決には柔軟な思考と忍耐力が必要だということがわかりました。
今回は、普段は別々の学校に通う大妻3校合同での模擬国連でしたが、皆同じく女子校に通っているということもあり、すぐに打ち解けることができました。お昼の交流会は短い時間でしたが、年齢関係なく楽しく交流することができ、交流会のおかげで実際の会議でもお互い気兼ねなく意見を言い合えたので円滑に議論を進めることができました。
模擬国連に参加してみて、今後の国際問題や外交に対する関心がさらに高まりました。この経験を活かして、今後もグローバルな視野を持ち続け、自分なりに国際社会に貢献できるよう努力したいと思います。