花王株式会社研究戦略・企画部と大妻中学高等学校との連携講座であるサイエンス×起業探究特別講座を開講しました。全３回の講座・実験及び発表会を予定しています。理系志望者だけでなく文系志望者、サイエンス・起業・探究に興味・関心のある中学生・高校生３５名が参加しました。

　この講座は、今年の夏まで全３日間の予定で、「企業研究職の仕事を知ろう」「界面科学の面白さに気づく実験」、ワークショップ「未来の洗剤はどんな洗剤？」、 ワークショップ「未来の洗剤はどんな洗剤？」「発表ストーリー・資料作成、グループ発表」「産業界で活かされる界面科学の技術講義」などについて学びます。

　講師は、山田泰司先生(花王株式会社研究戦略・企画部上席主任研究員、大阪大学大学院

基礎工学研究科招聘准教授)、森弘達(大妻中学高等学校進路指導部長・探究科主任、東京学芸大学大学院教育学研究科、iU客員教授、宮下凌輔(大妻中学高等学校)が務めます。また、株式会社BYDに運営協力して頂きました。

　受講した生徒たちからは「商品が完成してもなお進化を求める姿勢がカッコ良かった」
「学びのイメージとして大学がゴールのように考えていたが、その後の修士・博士課程を知り、研究職に興味が湧いた」「化学の授業で界面活性剤について勉強したばかりなので、とても面白かったです」「実験には失敗がつきものだから、失敗したとしてもそれが学びになるからなんでもチャレンジしていく」「実験を通して、化学のすごさ、面白さを感じました」などの声が寄せられました。

　次回からは、アントレプレナーシップを学び、未来の洗剤について考えます。