OTSUMA JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

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医療系探究講座「医学部合格に必要な書く力・話す力」

 今年度最終回の医療系探究講座を開催しました。今回は、講師として株式会社ジーワンラーニング代表取締役社長・NPO法人ロジニケーション・ジャパン理事長・開成中学高等学校弁論部監督の神尾雄一郎先生をお招きしました。「医学部合格のために必要な能力」「なぜ主要科目の学力だけでは不十分なのか」「小論文や面接で医師の資質は見抜けるか」「臨床研修の基本理念」「医師としての基本理念」「主な資質・能力」「小論文出題例(2023年度)」「医学部合格に必要な話す力」「面接質問例(2022年度)」「面接質問例(2023年度)」「実は望ましくない面接応答」「書籍紹介」が主な内容でした。

 小論文出題例として、ゲノム編集技術の利用(日本医科大学)、誤薬の発生をできるだけ減らすには(富山大学)、健康寿命について(関西医科大学)、安楽死と尊厳死についてどのように考えるか(昭和大学)、救急車利用の現状と問題点(金沢医科大学)、「病院」と「自宅」で死ぬメリットとデメリット(弘前大学)、マイナンバー制度は本当に必要か(大阪医科薬科大学)、ゲーミフィケーションを医療に活かすとしたら(浜松医科大学)、がん治療を拒む祖母への接し方と言葉(日本医科大学)、良医になるための自らの課題と実行したいこと(昭和大学)、今後の社会におけるネットスーパーの存在(兵庫医科大学)が紹介され、考え方や書き方について学びました。

 面接出題例として、医療ミスをしたらどうするか(滋賀医科大学)、オンライン診療に対して思うこと(国際医療福祉大学)、日本の健康保健制度を維持するためには(杏林大学)、認知症について(順天堂大学)、AIが医療に利用されるとどうなるか(日本大学)、インフォームドコンセントとは(産業医科大学)、・AIが自分の診断と異なっていたらどうするか(旭川医科大学)、医師としてふさわしくない同級生への接し方(秋田大学)、探究学習での取り組みと得られた成果(山形大学)、トリアージをどう思うか(名古屋市立大学)、予防医学について知っていること(鳥取大学)、大学ホームページを見て思ったこと(島根大学)が紹介され、考え方や答え方について学びました。

 医療系小論文や医療系面接だけでなく、すべての大学受験小論文や面接に通用する考え方や対策にも役立つ講座でした。