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難関大学進学プロジェクト(4)「東京大学研究室訪問①」を開催

 12月12日(月)、進路指導部行事として、本校の中学3年生から高校2年生までの生徒15名と本校進路指導部長の森弘達が東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻の山本江先生の研究室を訪問しました。今回の訪問は、山本先生が森進路指導部長の教え子であり、山本先生の御厚意により実現しました。
はじめに工学部会議室において、山本江先生から工学部及び専攻の説明をして頂きました。その後、研究室において、山本先生をはじめ研究者のみなさんから研究内容についてレクチャーを受けました。また、釘打ちロボットの実演、農作物収穫ロボットの実演、秋葉原のストリートVR体験などの実験もあり、生徒たちは最先端の研究や技術に触れることができ、大いに刺激を受けるとともに深い学びを経験することができました。
参加者からは「私、ペッパーのように身振り手振りを使って人とコミュニケーションをするロボットは知っていましたが、人間のように表情や眼球の動きを変化させることができる人間に似たロボットがいることを初めて知り驚きました。 油圧アクチュエータを使用するとロボットが壊れにくくなる(釘を打つなどの動作に耐えられる)と分かり、意外と従来のロボットは脆いなと感じました。 モノを柔らかく傷つけずに掴むことと強い力を保持することの両立が難しいと分かりました」「どのようなことを実現するために、ロボットなどを開発しているのかを深く理解していなかったけれども、山本先生などはパラアスリートや高齢者の方々のために日々研究をしているのだということを学びました。また、Gearで動かす伝統的なロボットと、油圧で動かす新しいロボットなど、種類があるということも分かりました。Soft Robotという存在を初めて知り、食器などを壊さずに運べるという利点があることも学びました」「人の動きを体に光学センサーを貼り付けてカメラで撮影することで3Dモデルのように画面上に現れ、どの筋肉を使っているのかが可視化できることに驚きました」などの声が寄せられました。
学び多き一日となりました。これこそが高大接続ですね。山本先生をはじめ研究室のみなさまありがとうございました。