研修８日目。午前の英語のレッスン後、午後は研修のメインイベント、Accessibility for All: Sports, AI and Roboticsのシンポジウムが開催されました。　
　参加生徒はグループ毎に連日準備を重ね、社会から疎外されている人々(貧困にあえぐ子どもや学生、過疎地で暮らす人々、高齢者、障害者等)が抱える問題や解決策について、模造紙にまとめ、発表しました。大勢の聴衆の前で、英語でプレゼンテーションをするのは大変だったと思いますが、大きな声で堂々と発表する姿は凛々しく、心動かされました。　
　他には、パラリンピック等で活躍中の日本人水泳選手の方による、日英の障害者選手を取り巻く環境の違いについて、また、UCLの研究者による、ロンドンオリンピック前後のイギリスでの障害者選手に対する国民の意識の変化や環境整備について等、関連テーマの講演がありました。来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、克服すべき課題が明らかになり、身の引き締まる思いがしました。
　シンポジウム後は立食パーティーが開かれ、緊張感から解放された生徒たちは大いに笑い、楽しい時間を過ごしていました。今日の発表で生徒の絆がより一層深まったと思います。