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選びながら進む
皆さま、ごきげんよう。
10月1日、進路学習の一環として、中1から高2の生徒25名とともに、NEC本社を訪問しました。本校の保護者の方からいただいたご縁により、「次世代共創プログラム」への参加が実現したものです。
NECは、ITサービスや社会インフラを中心に、AIや生体認証などの先端技術を活用して、社会や企業を支える会社です。
今回、生徒たちが取り組んだのは、学校生活の中で感じている課題を解決するアプリ作りでした。
「どのエレベーターに乗れば、一番早く特別教室に着けるか」
「得意教科と苦手教科をどう組み合わせて勉強すれば、定期考査に備えられるか」
各グループには社員の方がメンターとして加わり、解決策を考え、AIを使ってアプリを完成させました。
AIが多くの作業を担う時代になっても、何に困っているのか、どうなればもっと良くなるのかを考えるのは人です。
得意分野の異なる人たちが知恵を出し合い、技術を使いながら答えを形にしていく。
そうした仕事の進め方の一端に触れることができました。
この日、私の心に響いたのは、メンターの皆さんが自己紹介の中で話してくださった言葉でした。
大学では理系を専攻しながら、現在は営業に携わっている方。
入社後に部署や仕事内容を変えながら経験を重ねてきた方。
転職を経て今の会社に移ってこられた方もいらっしゃいました。
皆さんは、その時々の仕事に意義や面白さを見つけながら、新しい経験へと踏み出してきたことを、飾ることなく語ってくださいました。
その率直さに、生徒たちも自然と心を開いたのでしょう。のびのびと意見を出しながら、グループワークに取り組むことができました。
お話には共通するものがありました。
「やりたいと思ったことは、まずやってみる」
「その時、自分の気持ちがどう動くのかを大切にする」
中学、高校とある程度決められた道筋の中で過ごしてきた生徒たちは、進路を考える際にも、「一度決めたら変えてはいけない」「早く正しい道を見つけなければ」と思ってしまいがちです。
しかし、メンターの皆さんの言葉は、将来のとらえ方に少し幅を与えてくれました。
将来とは、選びながら進んでいくもの、そして、自分の選択をより良いものにしていくものでもある。
そんな考え方が、これからの歩みの支えになればと思います。
このような貴重な学びの場を設けてくださいましたNECの皆様、そして実現にお力添えくださいました本校の保護者の方に、心より御礼申し上げます。
明日も皆さまにとって素晴らしい一日となりますように。
ごきげんよう。



