ごきげんよう。高校PRメンバーです。

大妻通りの桜の花びらは姿を消し、新緑が萌えはじめました。

今回のごもくめしでは、高校新入生歓迎会の様子をご紹介いたします。高校の新入生歓迎会では、大妻講堂にお客様をお招きし、高校生全員でお話をうかがうことが慣習となっています。これまで体操選手やフォトジャーナリストなど、色々な業種の方々にご来校いただいてきた高校新入生歓迎会ですが、今年は本校の卒業生であり、『魔女の宅急便』の原作者として知られる角野栄子先生にお越しいただきました。角野先生のお話を、抜粋してご紹介致します。

「何か大事にされていることはありますか」という生徒の質問に対して、角野先生は「ワクワクする」ことだとお答えくださいました。具体的には、お住まいの鎌倉の海を眺めながら絵を描かれたり、セミの抜け殻を拾って、窓際に並べて、ミニカーのように見立ててみたり、といったことをなさっているとのことでした。お話を伺いながら、角野先生はなんて茶目っ気たっぷりな方なんだろうと感じました。私たちよりもずっとお年を召された方ですが、無邪気な子供のような好奇心を抱き続ける角野先生に、私もこんな大人になれたら、と憧れを持ちました。

受験生のみなさんも、まだ見ぬ中高生活に「ワクワクする」気持ちを忘れず、受験に向けたモチベーションとしてくださいね。