明けましておめでとうございます。
コロナ感染数がここにきて急速に増えてきました。
その気配を感じつつ8日に始業式を行いました。
人生の見通しを立てて過ごそう、そのための進路、学び備えをしよう、いまわかっている未来に起こるであろう、あるいは変えていけるであろう数字の話など生徒にしました。

冬休み中には1月最初の仕事で東京大学の工学部（本郷）に昭和の真下校長、鷗友の吉野元校長とともに出張し、女子中高生向けの理工キャリアパス形成についての意見交換をいたしました。
大妻では私が着任した当初、7：3で文系選択者が多かったのですが、いまの高校生は半分づつくらいに文理選択がわかれています。
大幅に理系選択が増えているということです。

将来を見据えたときに、雇用市場や求められる人材像、科学技術の進化などどの切り口でとらえてもリケジョは必要になってきます。
日本の伸びしろこそ、いま多くは存在しない工学、理学を専攻し社会で専門性を発揮する女子たちの活躍ではないか、と信じています。
お茶大や奈良女子大はすでに新たな理工系学部設置を決めています。
チャンスは無限にある、皆の志があれば。
今年も光れ！！大妻生。

校長　成島由美