昨晩のＮＨＫ「プロフェッショナル」は田中みな実さんでした。
彼女は現在３３歳、米国生まれの帰国子女、いまから１５年～２０年前にこの大妻で学びました。
当時の写真、ワンカットだけ、大妻の制服姿で友達と明るく女子高生ライフを満喫する姿が昨日も映りました。
大妻卒業後は青山学院大学へ進学、その後倍率４０００倍ともいわれるTBSの局アナ試験に合格し、アナウンサーとしての道を進みます。

毎日彼女をテレビで見られない日がないほどの売れっ子、いろいろあるけどここまで突き抜ける人は素晴らしいと思います。
６か月に及ぶ密着取材、カメラに記録されたのは華やかな芸能界できらびやかに活躍する、女優の道にも軽やかに転身する田中さんの姿ではなく、局アナからフリーのアナウンサーに転身したあと思う用に事が運ばす、もがき苦しむ様子、不安や悩みを抱え一人涙することもあるという正直な女性の生き方でした。

卒業生でもある彼女はどんな「プロ」を意識しているか言葉の一つひとつが気になってメモをしながら見入ってしまいました

「プロフェッショナルとは相手が求められるもの以上のものを安定的に供給できる人」
そのために求められるように変わり、求められる場に１２０％応える、そして挑戦をやめない

これは我々教育現場にも十分通じることだと思います。
大切なことを卒業生に教えてもらいました、伝統を守りつつも新しい時代に求められる教育に拘っていきたいし、生徒たちの「なりたい未来」に教師も１２０％応えていく義務があると思います

彼女は最後にこう締めくくりました。
「求められて人は輝く」まさにそう、これからもこの学び舎で「求められる人」「求められ続ける人」をこれからも育てていきたいと思います

番組の冒頭で彼女はこう囁きました。
「求められるのって怖くないですか、あきられたらおしまいじゃないですか」

田中さん、その問いを持ち続けているかぎり、きっと輝き続けるはずです！
さらなるご活躍を祈念します。

校長　成島由美