皆さんごきげんよう
オンライン授業を開始してから20日近くたちました。
私も加藤先生のお部屋で、モニタリングし、みんなが熱心に朝から授業を聞いていたり、PCの不具合が出て困って相談されている様子を日々目にしています。
当初は問い合わせも多かったけれど最近はだいぶ落ち着いて授業を受けられている様子がわかります。
ナマの学校での授業とは異なるので通信環境やPCの調子などにより、ご不便もおかけすることになっているかもしれませんが、コロナとともに過ごす時間、意識して工夫しながら授業をする期間は想像以上に長いかもしれないし、一度落ち着いても特効薬やワクチンが浸透しない限り第二波、三波も考えられうるので、いつでも学校はオンラインで学習の保証ができるように備えねばならないと考えます、皆さんも学び方の改革もしていかねばならないと思っています。
理科の先生たちは実験映像なども必要なので2階の実験室で画像を丁寧に撮っています。
ご自宅でのスムーズな配信になれた先生方も多いです。
実技の先生も「近くで見える授業」を活かして工夫されています。
朝の体操は体と頭にスイッチを入れるのに有効です。
なんとか授業、教科書をベースに前に進んでいくことは動いたものの、「学校」という場にわざわざ足を運んでそこで得られることとは何か、集団での学びならではの意味、を考えさせられます。
お友達と戯れ、刺激しあうこと、学校の伝統や文化を体にしみこませる時間、がとれていないのも事実です。
三密を避けながらどのようにこれらを実現していくか、健康、安全管理と教育の充実の両立は難しい課題ですが、次のテーマと考えています。

校長　成島由美