OTSUMA JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

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医療系探究講座「歯科医学と健康長寿―歯科の貢献とは?―」

通年講座である医療系探究講座を実施しました。高校1・2年生66名が受講しています。今回は「歯科医学と健康長寿―歯科の貢献とは?―」をテーマとして、神奈川歯科大学の菅谷彰教授にお越し頂き、講義と医療系探究ワークを行いました。口腔の基本知識から始まり、歯周病からはじまる全身疾患の問題点、現在日本が直面する超高齢社会を歯科の観点から講義を頂きました。社会問題と直結する新鮮な切り口かつ、いずれ誰もが直面する可能性の高い口腔内の問題についての内容は、今までの講座で学んだ知識と結びつき、生徒の視野を大きく広げる結果となりました。医療系探究ワークでは、探究科の宮下凌輔がファシリテーターを務め、「超高齢社会と歯科医療」をテーマに、受講生4~5名のグループを12グループ編成して、グループごとに対話(ダイアローグ)と振り返り(リフレクション)を行いました。受講生から多くの質問や意見が出され、菅谷先生と受講生との質の高い対話を行うことができました。受講した生徒からは「これからの超高齢社会のためにも口腔内健康の周知が必要だと強く感じた」「歯科医療状況の逼迫を考え、自分でもできるケアや、訪問医療についても考えたい」「高齢者に対するケアへの一歩として自分の祖父母を気にかけたい」「命と歯科の関係性の深さに驚かされた」「健康寿命を伸ばすための早期発見と予防が本当に大事だと思った」などの声が寄せられました。