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東京理科大学野田キャンパス研究室訪問報告
11月20日の学校記念日に、大妻中野高等学校と合同で東京理科大学野田キャンパスを訪問しました。本校からは高校2年生の希望者10名が参加しました。
午前中は、生命生物科学科の西浜教授の研究室にて、ゲノム編集技術についての講義とPCR法を用いたゼニゴケ個体の雌雄を判定する実験体験でした。生徒たちは初めて触る装置に緊張していましたが、各班についてくれたTA(ティーチングアシスタント)の学生さんの丁寧な指導を受けて無事に実験することができました。
その後は講義棟の教室に移動し、本校OGを含む4人の女子学生さんとの座談会。高校と大学の学び方の違い、友達と協力して勉強してテスト期間を乗り切っているという体験談、サークルやアルバイトのこと、高校生へのアドバイスなどさまざまなことをお話いただきました。質疑応答も盛り上がり、予定していた昼食の時間に食い込んでしまうほどでした。そのままの流れで学食に引率してもらい、食券の買い方も教えてもらいました。生徒たちにとっては、学食でお昼を食べることも楽しみだったようです。
午後は、電気電子情報工学科の杉山教授の研究室にて、半導体についての講義と見学、LEDを使った実験体験でした。ここでも研究室の学生さんたちに丁寧に案内していただきました。学生実験のようすや授業のようすもちらっと覗かせてもらい、大学生活を具体的にイメージすることができました。
この企画は今回が初めてでしたが、それぞれの研究室の先生方、学生の皆さんが私たちのために準備を重ねてきてくださったことが伝わる熱い一日でした。参加した生徒たちも熱心に取り組み、貴重な体験となりました。東京理科大学の皆様ありがとうございました。来年以降もぜひこのような機会を設けたいと思います。