OTSUMA JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

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医療系探究講座「医療格差について考える」

高校1・2年生を対象に通年講座として医療系探究講座を開講しています。今年度は高校1・2年生66名の生徒が受講しています。今回は、本校進路指導部長・探究科主任の森弘達が講師を務め、「医療格差について考える」をテーマとして、探究ワークと小論文添削指導が行われました。探究ワークでは、日本医科大学医学部の入試問題「医師の偏在の解消に向けてどのような対策を講じるべきか」を取り上げ、「医師偏在の実状」「医学部定員変更の影響」「臨床研修制度の影響」「医師偏在の解消に向けて」などについて対話し、プロフェショナル・オートノミーを尊重する対策について考えました。小論文添削指導では、「5歳未満児の死亡原因と国ごとの5歳未満児死亡率の資料から『医療』とはどのようなものであるべきか、あなたはどのように関わっていきたいか、具体例を挙げながら600字以内で書きなさい」という添削問題に取り組みました。生徒たちは、添削問題を通して、医療アクセスを「地理的距離の視点」「医療資源の視点」「医療制度の視点」「文化と価値観の視点」から考えることや「医療へのアクセス権は患者の権利である」ことを学びました。