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難関大学進学プロジェクト(4)その2「東京大学研究室訪問②(水島昇先生)」
高校1年生4名と中学3年生5名の9名で、東京大学大学院医学系研究科分子生物学分野水島研究室を訪問しました。研究室の会議室にて、オートファジー研究の第一人者である水島昇先生より研究についてのお話を伺いました。水島先生は、オートファジーの分子機構と生理機能を研究されていて、オートファジーの仕組みや生理的役割、オートファジーを起こすことができない場合はどうなってしまうのか、など様々な内容を写真や映像を交えてご説明して下さり、興味深い内容で夢中になってしまいました。また、研究のこと以外にも、水島先生が研究者になろうと思ったきっかけや、高校時代の勉強のこと、研究者に向いている人についての話も聞くことができ、生徒はますます大学への魅力を感じているようでした。生徒は、始めのうちはよそよそしかったものの、説明を聞いているうちに質問が複数出るなど、積極的に参加していました。水島先生が、「私が研究者になろうと思ったのが30歳のときだったように、いつ進路選択の機会が訪れるかはわからない。でも、そのチャンスをしっかり掴み取るためには準備が必要。だから、科目を絞り込むのではなく、幅広く勉強するべき」と仰っていたのが印象に残りました。
水島先生のお話の後は、研究室の中や実験室を案内して下さいました。実験中の様子を見学したり、広域三次元電子顕微鏡など高価な実験器具に触れることができたりと、貴重な体験ができました。
最後に、東大の構内を先生と一緒に見学しました。古い階段教室の中を見たり、安田講堂や三四郎池などを回ったりと、東大生気分を味わうことができました。
普段では体験することができない貴重な経験ができ、大変有意義な一日となりました。