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難関大学進学プロジェクト(5)「慶應義塾大学小論文『GX(グリーン・トランス・フォーメーション)』」を開催
12月20日、本校CALL1教室において、進路指導部行事として、難関大学進学プロジェクト(5)を開催しました。このプロジェクトは、東京大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、医学部等を志す生徒たちが、進路意欲を高め、合格に向けて学習戦略や学習計画を立てることを目的としています。今回は第5弾として、難関大学進学プロジェクト(5)「慶應義塾大学小論文」を開催しました。高校2年生から高校3年生までを対象とし、約20名の参加がありました。
内容は、「GX(グリーン・トランス・フォーメーション)」をテーマとした新作オリジナル問題による慶應義塾大学小論文対策講座です。講師は、株式会社Z会ソリューションズ事業開発室長の瀬戸裕一郎先生、本校進路指導部長・探究科主任の森弘達が務めました。まず、参加生徒をA、B、Cのグループに分け、それぞれに資料A、資料B、資料Cを配付し、生徒たちは、グループで資料を読み進め、さらにタブレット端末で調べ、議論し問いに答えます。次に、A、B、Cそれぞれから一人ずつの3人のグループをつくり、それぞれの資料や問いと答えについて説明し、議論し、共有します。次に、個人ワークとして生徒一人ひとりが「北極圏の氷が減り、食料を確保することが難しくなってしまったホッキョクグマ。地球温暖化の進行を抑え、ホッキョクグマがいままで通りに食料を確保できるようにするには、どうしたらよいのでしょうか」という問いに対して、自分の意見を論述しました。各グループの代表生徒が自分の意見を全体の前で発表しました。さらに、特別ゲストとして、ビルディングオートメーション事業・アドバンスオートメーション事業・ライフオートメーション事業、IoT、AI、DX、GX対応の推進に取り組むグローバル企業のアズビル株式会社から人事部雇用開発グループマネージャーの渡邉まなみ様、人事部雇用開発グループの久保田彩夏様をお招きし、「地球環境への貢献」「脱炭素への取り組み」「ビルディングオートメーション」「アドバンスオートメーション」「ライフオートメーション」などについてお話しして頂きました。
今回は、慶應義塾大学総合政策学部や環境情報学部の小論文に向けた講座として実施するとともに、新学習指導要領において重視されています「主体的・対話的な学びや協働的な学び」を採り入れた講座として設計し、実施しました。大妻中学高等学校では、今後、このような取り組みを総合的な学習の時間や総合的な探究の時間の授業においても実施していきます。